冷やし中華がメニューから消えるころ
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昨年のマンダリン、復航航空に引き続き中華航空も冬場運休の記事が載っていた ![]() 記事によれば 台湾台北と石垣間で定期便を運航している中華航空(チャイナエアライン)が12月3日から来年3月までの冬季運航を休止する方向で検討していることが分かった。・・・だそうである。 ![]() 今年も運休の予定や延長の予定の情報が交錯するなか昨年に引き続き、台湾便の冬場運休の方向で検討されていることは石垣〜台湾の冬場のロードファクターが低いことを示している。 冬場の観光地としての八重山の魅力のほかイベントや球団キャンプなどで宿泊施設が確保しにくくなるのもその一因のようだ。 ![]() 年明け4月からの再開予定については変更はないようだから、年が変わり汗ばむ頃、現れては ミーニシの吹く頃いつのまにかメニューから消える冷やし中華のようなチャイナエアラインなのでした。 ![]() ![]() |
スカイマークの明日はどっちだ!
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石垣島島内はまとまった雨が降らず水不足で制限給水、尖閣問題で海保は増強 観光客も増えて、今後の動向が注目されているスカイマークですが ![]() なんとJALとの提携交渉が進んでいるとの報道がありました スカイマークの西久保社長は債権者エアバスから示唆のあったJAL、ANAとの提携は ありえず小規模に整理しても独自路線を堅持するものと思われていましたが、ここへ来て 少々風向きが変わって来ているようです。 ![]() 日経の記事では ”業績不振が続くスカイマークは来年2月から、羽田発着の全36便で日航との共同運航を始めたい考え。日航も提携の申し入れを受け入れる方針で、両社は月内にも業務提携で合意する見通しだ。ただ共同運航には国交省の認可が必要で、すでに同省は全日本空輸とも共同運航することや全日空による単独支援に切り替えるようスカイマークに促している。” とのこと。 これだと監督省庁の国土交通省からはJAL、ANA双方との提携を求められていて、すでにエアアジアとの提携の線はなくなったということのようだ。 いずれにしても、石垣市民にとって、ビッグ2と足並みをそろえる以上、スカイマーク独自の低運賃を期待することは、ますます困難になったといえるのではないだろうか。 ![]() ![]() |
緊急着陸報道あれこれ
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デルタ航空DL294便のB757が洋上飛行中にエンジントラブル 自衛隊の管理 する硫黄島に緊急着陸した ![]() DL294便の機体はボーイング757-200型機(登録番号N545US)で、エンジンはプラット・アンド・ホイットニーのPW2037。9日午前10時13分に関空を出発したが、太平洋上で左エンジンにトラブルが発生したため、もっとも近い硫黄島へ午後0時58分に緊急着陸した。 代替機で乗客はグアムへ、機体はどうやら島に居残り。エンジンを送って現地で交換するようだ。 ![]() かつて日本とアメリカがこの島をめぐって死闘を繰り広げたが今は緊急着陸用 の不沈空母としても重要な島だ そして翌10日には、福岡から関空に向かっていジェットスターGK556便が前脚のパンクの 可能性ありとして関空に緊急着陸した ![]() 11月10日午後11時ごろ、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)の福岡発関西行きGK556便(エアバスA320型機、登録番号JA19JJ)が、前輪がパンクしている可能性があるとして、目的地の関西空港に緊急着陸した。関空へは正常に着陸し、乗客125人(うち乳幼児1人)と乗員6人の計131人にけがはなかった。 いずれも乗員乗客は全員無事で、ことなきをえたのが幸いだが、エマージェンシーランディングの文字が紙面に目立つ週になった。 硫黄島に緊急着陸したB757は東京直行便で石垣島に飛来するB767との共通点をもつものの南ぬ島空港で見ることはないが、後者のエアバスA320はほとんどのLCCが使用しており、実際に復航航空のチャーター便での飛来やピーチの関空便が石垣島にも1日一往復している。 もっとも、今回は機体に問題があるトラブルではなく、離陸時に感じた衝撃が前輪付近であったことから機長は前輪のバーストを疑ってのことだったようだ。 実際に着陸して点検してみると前脚には異常はなく、バードストライクの痕跡が認められたようで、振動はそのときのもののようだ。 疑いのある場合の適切な対処と考えられ、その後も冷静さを失わない機内の状況は報道以前に搭乗客が撮影した動画で、この緊急着陸を知った方々も多かったのではいかと思う。 「前にかがんで!頭を下げて!!」という安全姿勢を連呼しながら、緊急着陸する状況は映画ハッピーフライトの一シーンを思い出させたが、これは訓練でも映画でもなく本当に起こった事実であり冷静に対応する機長やCA、そして無事着陸すると機内から自然に沸き起こる拍手など緊急着陸時の航空機機内を撮影したリアルな動画となり30万回以上再生されている。 ![]() ![]() |
スカイマーク リース機2機を返却
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スカイマークの経営状態は、石垣市民にとっても常に気になる事案のひとつ 今回、成田便の撤退に伴ってリース機、B737−800型2機を返却することが 決まったとフライトライナーに記事が載っていた 返却が決まったのは、JA73NBとJA737Mの2機なので石垣空港での 写真をピックアップしてみよう まずJA73NBは2010年に新規登録の機体だ ![]() ウィングレットのチューリップマークが識別点だった なぜスカイマークの他の機体のようにトランプマーク以外のマークなのかが不明 な機体でワコールのマークに似ていることからトランプではなくトリンプのギャグ との憶測もあった ![]() まあ、それ以外にはあまり特徴のない−800型だった ![]() そして返却される、もう一方のJA737M ![]() こちらの特徴は、スカイマーク機の中でも初期のタイプで 翼端にウィングレットを装備していないこと ![]() このために遠くからだと一見JTAの−400に間違いやすい ![]() 2006年度の登録で10年を過ぎていることから返却後も他へのリースでは なくリース会社からも退役することになるようだ いずれにしても、上記2機については、今後、南ぬ島石垣空港にても見ることは 無くなると思われ、今後お目にかかれるのは残る28機のうちのどれかということ になる。今月に入ってもスカイマークのエアバス違約金問題は経営に暗い影を引 きずっているがA330導入もあり、737の機体は減っても石垣便はぜひ死守して もらいたいものだ ![]() ![]() |