ツインオッターが粟国空港で着陸失敗
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先日、ご報告した就航したばかりの第一航空のツインオッター機が 粟国で着陸に失敗した ![]() 滑走路それた旅客機フェンスに激突 新品機体に何が・・・ YAHOOもNHKもこのニュースを第一航空が粟国でオーバーランしたと報じているが、停止場所は滑走路のエンドでもなく、滑走路を逸脱して側面のフェンスに衝突したもので、すくなくとも制動しきれないでエンドを超えてしまうオーバーラン事故ではないだろう。 気づいたのかNHKも後の報道では”沖縄 粟国空港で小型機が滑走路それる”に言葉を訂正している。 ![]() ニュース映像と粟国空港のGOOGLEマップとをつき合わせてみるとエンドどころか、停止しているのが滑走路の真ん中に近い場所であることがわかる。 当時、南東の風3.5m/sなのでRWY19に着陸し、その後、滑走路中心線を逸脱、右にそれて滑走路の中央を過ぎたあたりでノーズからフェンスに突っ込み主輪がV字側溝に沿って滑ってようやく停止したという状況が読み取れる。 ![]() パイロットはいずれも5000時間以上の飛行時間をもつベテラン。機体は古い設計とは言え、新規に製造したまっさらの機体と言っていい。気象条件も風速3.5m/sで視界も良好であったことを考えるといったい、この機体に何が起こったのであろう。 パイロットの言に間違いがなければブレーキ系統の故障という線があるだろうか・・・ いずれにしても、粟国に続き、これから石垣〜波照間便に就航させる計画は大幅な遅延を余儀なくされるに違いない。 まことに残念なことだけれど、早期の原因究明と万全な安全対策に努めて欲しいものだ。 ![]() 伝統あるデ・ハヴィランドカナダの傑作機である。事故原因を究明することが先決でドループエルロンまで駆使したSTOL性能を売りにする機体に安易にオーバーランとか言ってはいけない。 ![]() ![]() |
石垣〜波照間便のツインオッターはいま
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FLY TEAM のやまちゃんKさんの写真を拝見すると ![]() 今、こんなになっているようです。先日撮影したときには ![]() こんな感じだったんですけど、ずいぶんとまた派手になってますね 那覇〜粟国路線にすでに投入されているようです ![]() そして石垣〜波照間路線に就航すると思われるツインオッターの2号機はこの 右側の青の方(JA202D)と思われます ![]() 現在は、まだこのような塗装のようですが、波照間就航時には粟国のように 派手になってしまうのでしょうか。楽しみというよりは怖い気がいたします FLY TEAM 大吾さんの写真より ![]() ![]() |
台風に翻弄される南ぬ島空港
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呼んでも居ないのにやって来るのが台風 まったく来なくても水不足で困る台風 ![]() 大型で非常に強い台風13号が八重山に接近中だ ![]() この台風13号の影響で今日7日の石垣便は全便欠航になっている ![]() これに先駆け6日には、台風が襲来する前に島から出ようとする 観光客がキャンセル待ちをしていた ![]() カウンターは予定を切り上げ島を出る観光客いっぱいだ ![]() そしてフードコートもいっぱいだ 台風シーズンと夏休み観光ピークが重なるのは自然現象とはいえ 残念だが、台風後の青空を求めてやってくる観光客もまた多く到着便も いっぱいだった。自然に良いことも悪いこともない八重山の素顔として 受け入れてもらうしかなかろう ![]() ![]() |
判定結果は青に・・・
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結局スカイマークはANAの支援を受けて再生を目指すことになったようだ ![]() DELTAが支援する話もあったが、エアバスがANAを支持したことで今回の結果 になったようだ。 結局、石垣島ではJTA含め赤より青の強い青紫色のBIG2社による談合路線ということ になりそうだ ![]() スカイマークはコードシェア便での石垣便復活の可能性はあるが、あの価格破壊 のスカイマークではないことだけは確実だ。 ![]() ![]() ![]() |
AEROTECとプロペラカフェ
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パイパーマリブの事故以来、よく耳にするようになったエアロテック ![]() 調布飛行場に隣接していてプロペラカフェというカフェも運営している ![]() カフェからはハンガーの中の機体も見ることができる ![]() 店内ではエアバンドも流れ、飛行機好きたまらないスポットだ ![]() 駐機場では古今東西の軽飛行機を見ることができる ![]() また民間飛行場として伊豆七島とを結ぶ民間航空路の拠点でもある ![]() 以前、波照間島〜石垣島間を飛んでいたBN−2も離発着している 気になるのは、いったん事故が起きると、原因に関係なく、すぐ飛行差し止めとかを言い出す人たちがいることだ。 航空の裾野であるジェネラルアヴィエーションが人々から遠いものになると航空機への正しい理解も失われ製造業としての航空機産業の人材育成にとっても将来を狭めることになる。 空気より重い人間が飛ぶことは、もともと危険が伴うことで、残念ながら堕ちることもあることは公然の事実であるが、誰も公共の交通機関の民間旅客機の運用停止を叫ばないのは、リスクを慎重に管理することで人々が危険以上に恩恵を得ていると認識しているからだろう。 航空機事故も日本では、再発防止よりも、刑事責任追及が優先されてしまうが、飛ばすことを制限することだけでは安全な運用方法も確立しない。 都民が身近に航空を感じられる楽しい場所であり続けるためにも、再発防止を最優先に正しい原因究明と前向きな対策を願いたい。 ![]() ![]() |