波照間便の行方
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最初の計画ならば、すでに波照間への空路再開していたはずの石垣空港でしたが ![]() 準備が間に合わず就航は12月に延期された後、同型機が、粟国で着陸時に事故を起こしてしまい、就航の目処がたっていない。 しかし、この事故原因についての第一航空のからの報告が琉球新報に出ていた。 それによると 8月末に粟国空港で第一航空の小型機が着陸時に滑走路の右側にそれ、フェンスに衝突した事故で、同社が事故原因を人為的な操縦ミスとみていることが25日、分かった。社内の事故調査会がまとめた。同社は10月中旬に調査報告書を大阪航空局那覇空港事務所に提出。25日、那覇空港国際線ターミナルで事故当時搭乗していた乗客約10人に対し、事故原因や補償対応に関する説明会を初めて開いた。11月上旬には粟国村で説明会を開き、同月末に運航再開を予定している。 ると、着陸時に機首側のタイヤが若干右方向に曲がっていたのが滑走路を外れた原因とみられる。タイヤの進行方向を決める操縦席内のステアリングレバーが直進方向にきちんと固定されていなかったという。 事故当時の那覇発粟国便は訓練のため副操縦士が操縦していた。右方向に機体がそれた後に機長が操縦を代わったが、衝突は回避できなかった。同社は「機長の判断も遅かった」としている。正式な事故原因は国交省運輸安全委員会が来年にも発表する。 第一航空は再発防止策として、操縦士の再教育やこれまで目視のみだったステアリングレバーを確認する作業の見直し、シミュレーターによる事故回避策の検討などを挙げた。 以上 報告書のとおり事故原因が機体のトラブルではなく、パイロットの人為的なミスだったとするとパイロットの訓練を徹底することで比較的はやく波照間便が再開される可能性はあるが、問題は事故への保障対応と機材の修理費用。そして人材確保ということになりそうだ。 ![]() 事故機の修理の状況はわかりませんが第一航空が11月末に再開を予定している粟国便には、この石垣〜波照間に用意していたこの青い機体が使われることになるのだろうか。 まだ波照間便再開への道のりは険しいという感じだ。 ![]() ![]() |
R2D2が空をとぶ
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羽田のエプロンの端っこにSTAR WARSと機体側面に大きく 書かれたB787が駐機していた ![]() 展望から撮った写真では遠くでボケてしまったが、タキシング中に目の前に その姿を現した ![]() タキシング中の機体の窓から撮ったR2D2機 調べてみるとこの機体はR2D2仕様のB787−9でANAはウォルト・ディズニー・ジャパンと「スター・ウォーズ」ブランドを活用するプロモーション・ライセンス契約に基づき、世界で初めてスター・ウォーズキャラクターをデザインした特別塗装機の発表を皮切りに、2020年3月までの5年間にわたる「STAR WARSプロジェクト」を始動するそうだ。 ![]() こういう塗装なので目立つのだが、公開以降の国内線でのお披露目の予定に 石垣は入ってないから残念ながら南ぬ島石垣空港でその姿を見ることは当面 なさそうだ ![]() またSTAR WARSプロジェクトは更に2機が続くらしい ANA NEWS ![]() B777 ![]() B767 羽田の第二ターミナルはスタアラと夢ジェットくらいしか特別塗装がなく同じような 機体ばかりで、おもしろくなくなっていたから新たな注目株になりそうだ
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RACは長いダッシュ8導入
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RACのボンバルディア ダッシュ8−100、Q300の交代機に同じくボンバルディアのQ400のコンビが導入されると発表された ![]() RACは現在、Q100(39席)を4機、Q300(50席)を1機保有。これら5機をQ400カーゴ・コンビに置き換える。カタログ価格で総額1億6800万ドル(約201億9700万円)。国や沖縄県からの「航空機等購入費補助金」を活用し、2017年度末までに5機を更新する。 Q400カーゴ・コンビは50席を設定。貨物室は23.4立方メートルで、Q300の9.1立方メートル、Q100の8.5立方メートルと比較して、約2.5倍広くなった。 RACはQ400カーゴ・コンビの導入を、2014年7月に英国で開催されたファンボロー航空ショーで決定していた。 ![]() ボンバルディアの提案を受けて貨客混載型のコンビ機としては、RACはローンチカスタマーの一社になるという。 これによって座席数は既存のQ300と同様の客席数50席だが貨物の搭載量が大幅に増えることになる。 これによってJTAのB737が撤退して以来、不満をもたれていた与那国からのカジキの輸送や宮古、八重山からの季節のマンゴー、パインなどの輸送需要に対応するようだ。 交代機の機種選定としてはATRも対象にはなっていたようだが、使い慣れたボンバルディアということもあり、今回の決定になったようだ。 12月に初号機を受領し、2016年4月からの運行予定とのこと。Q400は、ひと目みて分かる胴体の長さが特徴だ。八重山で胴体前部にしか窓のない鉛筆のように細長い機体が見られる日は近いということだろう。 ![]() コンビ機ではないが現在、国内で運用されているANAのボンバルディアDHC−8-Q400。 その細長い胴体で78席まで可能だ。 一般のコンビ機には前方カーゴの機体もあるが、発表された写真を見る限りRAC機では胴体の前半が客席、後半がカーゴスペースになるようだ。 ![]() ![]() |