エンブラエル飛来
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南ぬ島石垣空港にフジドリームエアラインズ(FDA)のチャーター便がやってきている 久米島と石垣島を周遊する観光コースが設定されているらしい ![]() 静岡空港を拠点に展開するFDAは全国にチャーター便を飛ばしていて八重山では過去に与那国島に飛来していたことがあるが、11月末からは南ぬ島石垣空港に継続的なチャーター便で飛来している ![]() 所有機材はエンブラエルE170とE175。機体ごとにカラーが異なるのがFDAの特長だが、今回、最初にやってきたのは緑。実はFDAの緑には2機あって、E170の4号機(JA04FJ)とE175の11号機(JA11FJ)の2機がある。 ![]() 今回、やってきたのは、最新の11号機JA11FJの方であった ![]() 胴体後部ドアの後方には就航している松本空港に配慮してか松本市市制施行100周年のマスコットキャラクター、アルプちゃんが描かれている ![]() その後も、緑やシルバーの10号機(JA10FJ)も石垣空港に飛来しており、FDAのサイトのチャーター便から当日、翌日までのスケジュールをチェックできる。 これによると17日までは、ほぼ毎日、石垣に飛来する予定のようだ。最後のFDA8014便は帰りの便のみ記載があり、島に残した周遊客のピックアップが目的だろうと思われる。 ![]() しかしながら今回チャーター便を飛ばした期間中の石垣島は日照不足で農家が嘆くほどの例年にない曇りや雨の続く悪天候、果たしてツアー客の反応はどうだったのだろう。雪まで降っている内地に比べれば暖かであったとはいえるのだろうが・・・ 青空バックの石垣空港にその姿を現して欲しいと願うのは観光客だけではなく、我々、撮影する側も同様であった。 ![]() 所有機体数が増えると色の数も増え、だんだん遠方からの識別が難しくなってくるが、エンブラエルは国産のリージョナルジェットMRJの強力なライバルでもある。 そろそろ、MRJについても導入をお考えいただきたいが、いかがであろうか。 ![]() ![]() |
ANA、767-300「JA8322」を抹消登録
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FlyTeamによると 全日空(ANA)は2017年11月、国土交通省航空局に対し、同社で使用していた767-300、機体番号(レジ)「JA8322」の抹消登録を申請し、同機は11月2日(木)付けで退役したとのこと。 ![]() 抹消理由は「航空の用に供さないため」とされています。すなわち老朽化により耐空性を維持できなくなったということですよね。 ![]() 「JA8322」は、ANAが1992年10月に導入した767-381とのことでもう25年の月日が経ったんですね。 このJA8322はけっこう石垣島にも来ています。 ![]() 2010年にNHK大河ドラマ「龍馬伝」の特別塗装機として運航されました。その後、2011年には通常塗に戻り、退役時には「Inspiration of Japan」のタグラインの入ったIOJ塗装となっていました。 とのことで竜馬伝の頃も見た記憶があるのですが、どこで撮ったのか写真が探せないでいます。 ![]() 石垣島に来るようになってはこの塗装とIOJの塗装しかないので、内地の空港で撮ったのだと思いますが思い出せません。 また見つけたらアップしたいと思います。 ![]() ![]() |
お尻にトゲの生えたダッシュ8
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南ぬ島石垣空港のRWY04に着陸してきた海保のダッシュ8 ![]() よく見ると、お尻に何か棒のようなものがついている ![]() 機尾に胴体から離して装備していることから、どうやらMAD(磁気探査装置)が装備されているらしい。 通常だとこの場所にはAPUの排気口があるはずだが、機尾から、やや前方の胴体右側に移設されているようだ。 ![]() 調べてみると、海保機の中でMADを装備しているのは本機(JA725A)のみらしい ![]() 海上自衛隊の対潜哨戒機P3Cなどと比べるとブームの長さが短く、ブームもテーパーしているところが異なる。また胴体下面のカーブに沿って傾斜しているのは引き起こしの際の尻摺り角を考慮してのことだろう。 ![]() 対潜能力を持たない海保機が何のためにMADを装備しているのか詳しく分からなかったが、西之島の火山活動などの調査にしばしば従事しているところを見ると、水面下の潜水艦を探すというよりは地質学的な調査に用いられているのかも知れない。 MADのほかに胴体下面には捜索レーダーや赤外線センサー(FLIR)も装備している。 ![]() ![]() |