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B737MAXリブランドについて考える
2020/08/22 02:07:42 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 MAX問題

以前から噂されていた運行停止中のB737MAXの名称変更。空への復帰を目指して、にわかに真実味を帯びてきた。


ボーイングは、2020年8月19日(水)付けでポーランドのエンターエアから「737 MAX 8」を受注したと発表しました。新型コロナウイルスで航空業界が影響を受ける中、エンターエアは「737 MAX」の発注で成功を確信していると強調しています。このプレスリリースは、ボーイングが従来「737 MAX 8」と記した機種を初めて「737-8」と表記し、「737 MAX」ファミリーをリブランドする方向性が感じられます。



「私はブランディングについて何も知らないかもしれないが、もし私がボーイングの立場であれば、737 MAXを改修し、いくつかの素晴らしい機能を加え、そして飛行機の名前を変えるだろう。これほど打撃を受けた製品はかつてなかった」

事故後間もないころに、かのトランプ大統領もこのようにツイートしたことがありました。
商売人だけあって、私だったらブランドイメージの傷ついた商品は、付加的価値をつけて名前を変えて出せばいいという外野的発言ではあったのですが、実際にボーイング自身も考えていたふしがあります。また顧客側でも以下のような動きもありました。


そして現在、問題のあったMCASなどのシステムに手を加えて、再び耐空性を取得しようとしているMAXにとっては、2度の致命的な事故を引き起こし、不名誉なキーワードとして航空関係者のみならず広く一般にも認知されることになってしまったB737MAXと今後、改修を終えて再び空に戻った機体を同一視されたくはないという意図があるに違いありません。

もし実際にMAXの名称がこの世から姿を消すことになった暁には、「利用者に無用な不安を抱かせないようにするため」が、公表できる最大限正直な理由だとは思うが、名門ボーイングの機体であるにも関わらず、なぜこのMAXは歴史的欠陥機になったのか?その経緯を真摯に受け止めて、その原因を辿り、十分な対応をしたうえでの変更として欲しい。

また先のリブランドの記事のとおり名称からMAXを消してB737−8のような名称に変更したとする。
今度はJTAも使用するB737−800型と混同する乗客も出てくるだろう。
今までどおりB738と表記すれば800には乗りたくないというネガティブイメージに結びつくことも考えられる。どうせ、技術的な問題は素人には分からないという対応は、ジェットエアライナーを牽引してきたボーイングの歴史のあるベストセラーシリーズB737ファミリー全体に傷を負わせることになる。

かくしてMAXに対しては改名でのイメージチェンジ以前に技術的に安全を確保することを最優先にお願いたいと切に願うものである。MAXはもとより新型コロナの影響で世界の航空業界はかつてなくきびしい状況だが、安全が担保されない航空機に明日はない。




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