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CFM56は大丈夫なのか?
2018/04/23 19:24:13 ブログカテゴリ オタク | 書庫 事故調

事故の連続で威信の揺らぐアメリカではあるけれども、はやり偉大だと感じるのは、サウスウェスト1380便のような航空機事故が起きた際に、できるかぎり正確な情報を即座に提供しているところだろう。
米国内では、エンジンが爆発し、与圧室内の急減圧が起こった機体を冷静地着に対処し、機体を緊急着陸させた女性機長への賞賛の言葉と、なぜ2016年の同種の事故時に、もっと有効な再発防止対策が取れなかったかに話題が集中しているようだ。




10minくらいから後の映像が大変興味深い

このYoutubeにアップされた動画から、我々は低圧ファンブレードの1枚が疲労破壊を起こして飛散した後、いかにして破壊がエンジン全体に及んだのかをイメージすることができる。
以下、動画からのスクリーンショットだが、これらは、おそらくエンジン開発中のテスト時のものだろう。




テスト概要は今回の事象そのままだ。エンジン運転中に故意に1枚の
ファンブレードを飛散させる



ファンブレードが飛ぶ際に隣のファンブレードにダメージを与えているのも
今回の破壊状況と一致する




そして、なんと飛散したブレードはエンジン内に吸い込まれて大爆発する




その後、ダイナミックバランスを失ったファンディスクは猛烈な振動で
インテーク周辺の構造を破壊する様子がわかる。




実際に事故機のエンジンを見ると周囲のハニカム構造は激しい振動でせん断破壊してしまい、リップ構造と一緒に落ちてしまっている。また、めくれあがったエンジンナセルのパネル類は風圧で飛び去るときに主翼前縁にも傷をつけたものと思われる。
またエンジンの爆発により飛び散ったタービンブレードなどの小さな部品が客室窓を突き破り急減圧を招いたのではないかという推論ではあるが破壊のメカニズムがみえてくる。
前回、死傷者を出さなかったのは、今回のように急減圧をともなうような直接、機体への損傷がなかったからとも言えるだろう。

2度あることは3度ある。
さすがに今回は、FAAもいち早く同型式のCFM56−7B搭載機を運用する航空会社に対して、条件に当てはまるエンジンについて超音波探傷を実施するよう耐空性改善命令を出した。当面は、インスペンクション間隔を短くするなどして早期にクラックを発見するよう勤める以外にはないのだろう。











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