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スリウィジャヤ航空SJ182便
2021/01/11 14:43:32 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 事故調
1月9日、インドネシアでB737-500の墜落が確認された

インドネシアの国家運輸安全委員会(NTSC)は現地時間1月10日、ジャカルタ北方のサウザンド諸島(セリブ諸島)で9日に消息を絶ったスリウィジャヤ航空のジャカルタ発ポンティアナック行きSJ182便(ボーイング737-500型機、登録記号PK-CLC)について、墜落したと認定した。




 SJ182便はジャカルタを午後1時40分に出発予定だったが、現地報道によると悪天候で遅れた。航空機の位置情報を提供するウェブサイト「フライトレーダー24(Flightradar24)」によると、午後2時36分に離陸し、サウザンド諸島上空で同40分に高度1万900フィート(約3322メートル)を記録後、同時刻に高度250フィート(約76メートル)まで急速に高度を落としており、墜落したとみられる。10日の現地報道では、機体の破片が引き上げられた様子が伝えられている。





まだDFDR等は回収されていないので、爆発音を聞いたり近くに落下したと伝える目撃報告がある以外、Flightrader24の情報しかないが、これを見るとかなり特異な情況が示しされている。
離陸後4分、11000ftまでは正常に上昇していた機体がゆるく左に旋回しだしたかと思うと今度は急激に右に方向を変えて急降下。急激に高度を落としほぼそのまま海面に激突する様子が示されている。



この赤の点線の時点で何が起こったのだろうか、30秒で10000ft以上の高度低下。それは飛行機として制御された降下ではなくターミナルダイブ、すなわち自由落下である。
言い換えれば、その時点で航空機としての飛行能力を一瞬にして喪失したことを意味していると考えられる。
実際、この急降下にも関わらず飛行速度も同時に下がっていて、頭を下げてダイブしたわけではない様子がうかがえる。下がった飛行速度は途中から急激に再び上昇に転じ海面激突時には350kt超を示しているが、飛行能力を失った後のデータだとすればこの速度はどの方向への数値か、また正しいのかも不明だ。


回収されたとされる当該機の部品


引き上げられ調査されるCFM56エンジンの一部と思われる

正確な原因究明にはデータレコーダの回収、解析を待つしかないが、対象機体はB737-500でクラシック機であることから26年という機齢による経年劣化や疲労、整備不良などは考えられても、同じインドネシア機でもライオンエア(JT610)のB737MAXのような問題はなかったものと推測される。

また、この緊急信号も出す暇もない情況から、エンジントラブルなどの原因は考えにくく、一瞬で起こった主要構造の大規模な破壊を思わせる。
これが爆破テロ、撃墜などの人為的な破壊ではないとすれば、同型の経年機に対して横並びで反映させるべき事象につながる可能性がある。
すでにB737-500は国内で現役を退いているとはいえ、いち早い原因究明が待たれる。






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