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海を見ていた夕暮れ
2014/02/28 04:06:09 ブログカテゴリ 感動 | 書庫 海にて

海を眺めながら、
浜辺後ろの石の上に座っている。
周りにはカップルがたくさんいて、
スーツ姿の僕のような人は誰もいない。
だけども、誰も僕に目を向けず、
それぞれの世界観に浸っている。

波のところでは幼い少女がはしゃいでいて、
飽きもせずに波と戯れていた。
その少し後ろでは女子会が催されていた。
ビール片手にわいわいしている。
さらにその左では、犬を連れたカップルらしき人らが、
海に入ったり出たり、楽しんでいた。

僕は今日のミスをまだ引きずり、
来週からの仕事を心配していた。
はるばる東京から来たのに、
結局契約を取れず、無駄足となった。
ふがいなさに泣けてくる。

「まなちゃん!そろそろ行くわよー!」
前にいた女子会の一人が、浜辺の少女を呼んだ。
(あぁ、親子だったのか。
あんなに若いのに、ママなのか。
父親はいないのか?)

ふと見ると、隣のカップルの犬を、おじさんが撫でていた。
そのおじさんは、実は父親だった。
少しして母親らしき人も来た。
カップルに見えた2人は兄弟だったのだ。

人それぞれ、見え方と実態は違う。
「普通」という枠組みで、
勝手にその人の身分を想像するけど、
全然当たっていない。
海、という環境がなおさらそうさせるのか。
心に引っかかりのある人が、
何かを求めて海に来る。

僕が仕事を頑張っていても、
結果が出ていなければ、頑張っていないのと同じだ。
それが社会だと言うなら、こちらにも手はある。
根拠のない変なやる気が沸いてきた。
海、ありがとう、来て良かった。