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日蓮の立正安国論
2010/03/29 19:34:15 書庫 究極のロハス


鎌倉時代に生きた日蓮の御書には面白い記述があります。神と書いて「タマシイ」とルビをふっているのです。日蓮の時代には唯一神とか多神教とかそういった概念が無い時代ですから、ざっくりと説明するしか無いですから、神(々)と魂を同格のものと見たかも知れません。

斬首刑の危機に迫られたときに、彼は日本の神々に対してこんなことを語っています。「わたしは釈尊に頼まれて生まれてきた。あなたがたも私が生まれた暁には協力すると約束したのに、誰も動こうとはしない。もし死刑になってあの世に戻ったら、わたしは釈尊にその旨を報告するつもりだが、それでもいいのか?・・・」

それで死刑の時刻、彗星のような火の塊が飛び込んできて、役人は恐れおののき、日蓮は釈放されることになったようですが、さすがにあの世の約束を知っているのですから、聖人は違います。

ただ神々が非協力的になったのは他宗を徹底的に非難したことや政治に絡み過ぎたことが理由だったようですが、いずれにしても日蓮が精神世界から派遣されてやって来た訳は、蒙古襲来に備えたものだった気がします。蒙古の船団が二度も台風で全滅したのですから、日蓮や神々が守ってくれたということも言えるかも知れません。

ところで今地球温暖化問題が叫ばれています。今の政治状況では50年後には人類の半分が生息できない状況になります。それぐらい深刻だそうです。経済成長を求める場合じゃないようで、ましてや中国やインドがアメリカ並みの文化を求めたら地球は幾つあっても足りません。人口が違いますから。

といっても事の深刻さを人類は分らないでしょうから、ヨハネの黙示録のように、鮮明に分かる形で天の鉢を地上にぶちまけることになるでしょう。

天災についても日蓮は立正安国論でこう語っています。「人間が親不幸になり義を失っていくと、自然界を守っていた神々はお役目を放棄して天に帰り、一方地上は悪魔が跋扈し、人間の業によって天変地異が起こる」と。

国連の報告では、地球温暖化により、地球史上3番目に大きなものとなる天変地異が迫ってきていると報告されています。たぶんこれから話題になってくるでしょう。

そこで子孫のために被害を最小限度に留めるには、経済成長論議を止めることしかないらしい。景気浮揚を望んでいる場合ではないようです。わたしたちは鈍感過ぎるかも知れません。

宗教観までは無理でも、釈迦が語っているようにせめて少欲知足の人生観に、変えるしかありません。日本には精神性を世界に伝えていく使命がだからあるようです。
















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