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浜矩子という人
2010/09/15 02:07:36 書庫 政治経済
以前から、物事が良く見えている人だなと関心していた人がいて、それは浜矩子です。魔女のような雰囲気ですが、相当に直感力が鋭いですね。

(日本のエコノミスト。専門は、国際経済のマクロ分析。 同志社大学大学院ビジネス研究科教授)

私などは教養が無いので説明が陳腐なのですが、ようするに今後の世界経済を知りたかったら彼女の話を真剣に聞いたほうがいいだろうと思われる。

株が上がっただの下がっただの、円が上がっただの、どうしてくれるんだと政府を非難しているほど愚かなことはありません。円高基調はこの数年続くと思われるからで、誰が政権を握っても、日銀がどう努力してもどうにもなりません。時間があったら為替水準を透徹した目で分析してみるといいです。

もちろん円高を阻止するメッセージや対策はリアルタイムで大事な要件ではあるのですが、一方で為替水準の問題点、ドル安の流れはさけられないということを有能な識者を通じて大衆に理解してもらう努力が必要でしょう。

さらに政治的には、来年には政界再編と焚きつけるジャーナリストが多いのですが、そもそも何を軸にして再編するのかが誰にも分かっていない。右翼と左翼に分ける時代じゃないし、政治家自体が地球のマントル的対流を読みぬく人がいないですから、分裂したところで永遠に政界再編ごっこをする羽目になります。喜ぶのは争いを焚きつけるマスコミしかいないでしょう。

といっても自分には全然説得力が無いので、浜矩子女史の発言にこれから注目すると、かなりお得だと言う気がします。

昨年のトーク番組での一こまですが、彼女も世界の流れを良く理解されていることが分かります。

Q〜・〜 アメリカ経済は底を打ったか?
A〜・〜 アメリカ経済は一時的に底を打ちました。
(楽観論の)皆様は「行き過ぎがすでに是正された」と仰いましたが、実は更なる過剰が積み上がりつつある。以前とは異なる種類の過剰です。これでは持ちません。
何故なら、今後更にこの過剰が悪化するからです。

世界の債権国は、今ではすべてアジアにあり、世界の産油国は全て西側諸国です。
このことによって更に問題が発生するでしょう。
通貨危機が今後1〜2年の間に起き、これから危機や問題が増えるでしょう。

Q〜・〜 オバマ政権による巨額な財政支出を伴う景気刺激策について
A〜・〜 多くの人々に多額の資金を与えれば、暫くは元気でいるかも知れません。
ただ、最終的にはより多くの問題を引き起こすのです。
今の経済の強さは数ケ月は続くかも知れませんが、いずれ更なる過剰とバブルの方向へと傾いていきます。
あるバブルから別のバブルに移行することによって、アメリカの問題を解決しようとしても無理です。残念ですが、更に深い溝へと自らを陥れているのです。

先ほど赤字の数字を示してくれましたが、あれで全てではありません。
米国政府内の一部の専門家によると、20兆ドルにも及ぶ可能性があるそうです。
先ほど示された数字は実際の中のほんの一部にすぎない。状況はもっと悪いのです。
その代償は日本人、中国人などが支払うことになります。
その原因はアメリカが問題を深刻化させているからです。

Q〜・〜 オバマ政権の金融安定化策について
A〜・〜 今まで、債務と財政政策について話して来て、まだ金融政策については触れていませんでした。
世界中の中央銀行が大量の紙幣を増刷しています。
歴史を振り返ると、大量の通貨供給は必ず後悔を招きました。
今、史上初めて、世界中の中央銀行が大量に資金供給していますが、いずれはその通貨は吸い上げなくてはならなくなり、それはそれで問題を起こすでしょう。あるいは世界中でインフレが起こるか、いずれかです。

問題を解決するために紙幣の印刷機をフル回転させるという手段が取られたときに、巨額の債務と組み合わされば、時期がいつになるかは別にして、いずれ深刻な問題を招くということに、なぜ皆が気づかないのでしょうか。

これから困難な問題に直面するでしょう。それは、過剰がなくなることを我々が許さず、過剰を解消するどころかむしろ増やしてきたからです。

Q〜・〜 アメリカの、不良資産の処理は進んだのか?
A〜・〜 アメリカはまだ十分に不良資産を処理していません。一部は処理されたかも知れませんが、不良資産と放漫経営を支えることによって問題が解決できると考えるのはまともとは思えません。
本来、企業が破たんした場合、有能な人が無能な人から資産を受け継いで清算してから再生させるのです。
ところが、アメリカ政府が今やっていることは、有能な人々から資産を奪い無能な人々に与えて「では、有能な人々の資産とお金を使って彼らと競争しなさい」と言っているようなものです。
これは馬鹿げています。事は悪くなる一方です。
今まで問題が解決された事例を見てください。
痛みを受け止め不良資産を処理して再出発した国々です。
アメリカの不良資産の処理は全く不十分で、日本と同じ過ちを繰り返しています。

Q〜・〜 新エネルギー産業の可能性?
A〜・〜 今、どの代替エネルギーも競争力がありません。
太陽エネルギーは、補助金がなかったら原油価格が70ドルでも、あるいは100ドルであったとしても競争できません(誤訳?)。
風力発電も70ドルの石油とは競争できないが、これができるのは、補助金があるからです。

採算性のない産業に補助金を与えると世界に後れます。
新しく、競争力がある産業部門に労力と資金を費やしている国々が先頭を行き、非効率な産業に補助金を投じるところは後れます。
アメリカは確実に非効率な産業を助成しています。それでは競争力は付きません。
これでは、人口3億を抱えるアメリカの問題解決にはなりません。

Q〜・〜 アメリカは世界経済をけん引できるか?
A〜・〜 皆さまは、今我々が歴史的な大転換期にあることを見逃されているようです。
1920〜30年代、世界の中心はイギリスからアメリカへと移りました。イギリスはそれ以降数十年間、衰退を辿りました。
当時は。「イギリスの消費はどうだこうだ」と、話題の中心はイギリスでしたが、落ちぶれて行きました。
現在、また、新たな金融危機に突入し、アメリカからアジアへと世界の中心が移っているのです。
今、資産はアジアにあります。世界の債権の多くは中国、日本、韓国、インド、台湾、香港、シンガポールが持っています。
マネーはアジアにあります。
ダイナミズムもアジアにあります。

歴史を見てもわかるように、借金を抱えた国に群がろうという人など、いた試しがありません。人は皆、お金のあるところ、資産のある所に近づこうとするのです。

我々は今まさに、西洋から東洋への、大きな転換期のさ中にあります。
21世紀はアジアの世紀になります。そしてアメリカは、イギリスがかつて数十年間経験したような衰退を辿るのです。

初めに申した通り、短期的にはアメリカ経済が大きく改善することは間違いありません。
それは、大量の資金が注入されているからです。
日本の皆さまは「いずれ転換できる!」と仰っていますが、転換は、今まさに起こっているのです。

中国、日本などがなかったら、アメリカは今すぐにでも破産します。
誰が請求書の支払をしているかご存知ですか?
アジアの人々がアメリカの勘定を支払っているのです。今、まさに、転換が起きているのです。
これが良いとは思いませんが事実です。しばらくの間は体裁を整えていられるでしょう。
それはアメリカと世界経済に巨額の資金が注入されているからです。
でも最終的にはアメリカが更に速い速度で衰退し、その代償を支払うのは中国、日本、インドなどの人々なのです。

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以上です。









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ネット世論の特徴
2010/09/14 19:23:07 書庫 政治経済
小沢さん負けましたね。それにしても政治家というのはどうしてこうも空気が読めないのだろうかと思います。

そこで今後のこともあるので、ネット世論についてある程度認識していたほうがいいかも知れない。自分もどういう理由でそうなるのか調べていたのですが、ある程度は分かってきました。

ネットで小沢さんと管さんとどっちが総理にふさわしいかというアンケート調査をすると間違いなく小沢さんが多くなるらしい。

どうしてなのか?・・・思うに、自民党や野党からすれば小沢さんのほうが叩きやすいですから、野党支持者は管さんよりも小沢さんを悪意で支持することになるのではないかと思うのです。小沢さんはリスクを負い過ぎていますから、世論を考えたら次回の選挙に勝てる相手として小沢さんを支持するだろうと思われるのです。

さらにニコニコ動画のように子供と言うかオタク的な政治知らずが多い世界でも、カリスマ的な小沢さんを面白がって支持するほうが多いと思われる。なんかやってくれそう・・・といった安易な理由です。

さらに組織的書き込み部隊というのもあるかもしれません。カリスマ的だとその強さに憧れてしまう子供が多いですから、ましてやネットおたくにそういう傾向もありそうですから、1日パソコンに張り付く形で俄然書き込み数は多くなります。

一方管さん派は強い支持者は少なく傍観者風ですから、ネットではロム傾向の人が多いでしょう。熱狂的支持者は少なく、薄く広く支持されている傾向では、ネットでは盛り上がらないということかも知れません。

ということで、このように分析していたのですが、やはり推測通りだったんじゃないかと感じました。

まあこれからも政治的な戦いで世論が二分されることもあるでしょうから、インターネットの傾向はそういうものだと思っていたほうがいいんじゃないでしょうか。

もちろん世論がどこにあっても、それが正しいと言うわけでもありません。意外と本質は否定されがちです。しかし現代社会は腐っても民主主義でしょうからそのルールに従うべきだと考えます。

そして社会がどういう世界に転がっても、私自身痛くもかゆくもありません。自分がしっかりしているかどうかです。政治家や社会を充てにするほど心を疲れさせるものはなく、すべては無駄骨で終わる。物的な次元では精神は満足しないからです。

精神を満足させるには、自分の精神がしっかりしているかどうかです。そういう意味では他人を充てにしないほうがいいということになります。

今回の代表選の茶番劇も、国会議員と言う立場にありながら、他人(党首)を充てにした幼稚な政治姿勢に気が付いていないところから生まれています。人生観が幼いです。

会社組織でもそうですが、システムの悪さを原因にする人が多いのですが、そんな批判をしている時間があったら、自分が必要だと思う身近な業務を精一杯やって、お客様に喜んで貰えるように努力すればいいわけです。

総理大臣はこんなことをいったらあれですが、犬でも猫でもいいのであって、馬鹿でも出来るでしょう。自分がいなければといった傲慢な人はいつかは叩かれるだけです。居ても居なくてもいいのが普通です。

ペーペーの政治家であってもNPOと組んで一生懸命地元が明るく元気になるように活動すればいいし、そこに情熱があればあるほど結果を出し頭角を現してきて、どこにあっても担がれていくリーダーになれると思われる。

名前ばかりの腰ぎんちゃく的な政治家はそういう意味で要らないと思うのですが、これは大衆だってそうで、政治家を充てにし何かに頼ろうとする心の弱さに早く気がついたほうがいいし、それが今回のネット世論にも表れていたという感じです。




















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ストレスと遊び文化
2010/09/06 01:14:55 書庫 政治経済

こういう世の中なので仕事のストレスもかなりあるのか、テレビのほとんどは憩いや馬鹿番組で憂さを晴らす道具になっている感じがします。

今日本の総理大臣を選ぶ選挙モードに入っているのですが、テレビで扱われるのは1〜2%程度であるというのは良く考えると恐ろしい話ですね。

また電話アンケートとネットアンケートでは逆の結果が出ているのも妙な現象の一つで、これは街頭演説でのシュプレヒコールが工作員効果であるように、ネットもそうなのでしょう。その程度の話です。

政策の中身が分からないなら、より具体的に分かるような番組を腰を据えて作ればいいと思うのですが、各局とも単なる話題の一コマとして扱われているだけですから、如何に大衆やテレビ局が政治を興味本位で受け取っているかが良く分かります。優先順位がまったく分かっていないのですから、社会が良くなるはずもありません。

本当だったら1日の半分はさまざな政策を伝える媒体にするのがこの時機のテレビの使い方だと思われるのですが、何時まで経っても事の深刻さが見えていないし、どこのチャンネルを捻っても遊び番組ばかりです。

といってもどちらが総理大臣になっても不安定要因は変わらないと思うので、力を入れて誰かを応援するほどのこともまったく無いのですが、いわゆる議会制民主主義は古代ギリシャ時代に花を開かせた後、あっという間に滅んで行った歴史を早く知ったほうがいいだろうと思います。

議会であーでもないこーでもないといって話がまとまらないと、自然とカリスマ政治家を望む機運も高まるわけで、それで王政の時代が長く続いたりしたのですが、それも時代が経てば腐敗していき、王権が滅ぼされつつ民主主義がまた台頭し、そしてまたまた強権的な政治家への憧れを持つ集団も出てくる時代に突入しているだけで、時代は悪循環の中を繰り返しているだけだという見方も出来ます。

これは多分世界的にも、英雄待望論的潮流が生まれてきて、好き嫌いの激しい対立的世界を生み出し、そして全世界的に崩壊に向かっていくと思われる・・・。


ところで話は変わりますが、景気を何とかしてくれというニーズが高いのですが、これはまったく不可能な話で、テレビ番組の構成を見ても分かるように、あまりにも政治に無関心過ぎるために、悪い方向に向かうことはあっても良い方向には向かわないようになっています。

自然現象も年々異常化していくだろうし、ストレスからますます物事を深く考えない心になっていくので、あらゆるものが低級化していくことは避けられそうもありません。少しずつ少しずつ頭がおかしくなってく時代で、少しずつだから気が付かないのです。

漫画文化に象徴されるように、全てが幼児化、白痴化に向かって文明が突き進んでいるようで、さながら科学が発展するほどに、心は退化していくという「法則」にほとんど気が付いていないかも知れません。

まあこんなことを言ったところで、肝心なことは自分の心の安定であって、社会を見て、二階から目薬をさすような極めて不安定な政治ゲームや文化活動をしても詮無いことではあります。

効果のないこと、あまりにも確率の悪い治療をしても結局悪くなるだけで、そこはやっぱり、自分自身の心が安らいでいることに全力を向けたほうがいいのですが、それはようするに「無執着」を究極とすると言います。政治システム等は10年もすれば退廃化するから期待しても時間の無駄ですから、政治家を充てにするのではなく、安定した自分を作ることに集中するのがもっとも賢いでしょう。

政治思想にこだわったところで、中身はそもそも無いし、スポーツや文化にこだわっても同じです。国が破滅していくときは特徴的なパターンがあって、スポーツや芸能が盛んになったら国力は低下していくといいます。遊び文化になるからで、その時は他国が攻めてきても、勇気も持てず、仕様が無いということで簡単に征服されるでしょう。

仮に時代の運命がそうであってもいいわけで、問題は自分です。何事もこだわらない性格がもっとも安定しており、そういう自分を目指すことが最良の選択だと古今東西のあまたの聖者達は教えています。

結果を恐れるから不安になるのですが、それは自分の強い執着心が原因だと言われています。ようはそれを無くせばいい。そしてそれを無くすのにお金がいるかというと、ほとんど要りません。学歴もほとんど関係ありません。心一つ、思い方一つです。

結論はとても簡単です。研究したり発明する必要も無いです。一番になる努力も要らないし、競争する必要もありません。企業的には戦いを強いられますが、個人的には争いの感情を持たないことが最善です。

答えは出ています。何億年も前から出ています。宇宙が出来た時点で人類のあるべき姿は語られています。

真理というのは人間があれこれ科学的に詮索して作るものでは無いし、宇宙がバランスを保って存在するということに解答があるものですが、「信」があまりにも無さ過ぎるために疑問だらけで生きているわけです。

人類はみな自分の人生観が違います。だから相手の人生観をあれこれ批判するほど時間の無駄はありません。だのに代表選挙のように政治があーだの、社会やよその国はこーだのと理屈をひたすら戦わせています。一億人いれば一億通りの方法論があるのですから、それを一つにまとめることは不可能なのに、その愚かさに気が付きません。

争いたい人は争えばいい。勝手に生きたい人は勝手に生きたらいい。肝心なことは自分の思いが執着によってバランスを崩せば、心の宇宙は苦痛を感じるのみです。

そういう風に宇宙は出来ているので、素直に信じて、争いの渦中に嵌る「ピエロ」にならないように生きることがベストです。

















































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