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人魚伝説の里。
2012/01/14 10:44:17 書庫 全般

 

星野地区を通りすぎると毎回気になっていた『人魚の里』の文字!!

調べてみるとこんな伝説があるようです

〜〜人魚伝説〜〜

昔、石垣島の北東部に野原村(ぬばれむら)という小さな村がありました。

ある日村の人たちが岬の下のさんご礁の海で漁をしていると、今まで見たこともない不思議な魚が網に掛かりました。

体の長さは二メートル近くあり、上半身は人間そっくりで下半身には魚のひれがありました。

村人たちは大きな獲物を村へ運び、物知りの老人に訊ねました。

すると老人は、「これはザンの魚(人魚)じゃ。ザンの魚の肉は、偉い王さまの不老長寿の薬だというぞ。」  と、目を輝かせて言うのでした。

そして、皆でさっそく料理の仕度に取り掛かりました。

するとどこかから声が聞こえてくるではありませんか。
「たくさんの人が、死ぬ。たくさんの人が死にます・・・。」
その声は、遥か高みから聞こえる仙人の声のようでもありました。

仕度に取り掛かろうとする度に声が聞こえてくるので、村人はだんだんと怖くなってきました。
すると、いつのまにか、向こうの木の下に男の子が立っていて、「ザンの魚がなにかいっておる。」と言いました。

人魚は目を閉じたまま、涙を流し続けていましたが、苦しそうに喘ぎながら口を動かし始めました。

「おねがい、です。おねがい、です・・・。私の赤ちゃんがお乳を欲しがって泣いています。
どうか私を海に帰してください・・・。」
「もし放してくださったら、恐ろしい海の秘密を皆さんにお話します・・・。」

村人は既に不安でいっぱいになっていたので、すぐに人魚を海へ運び放してやりました。
すると人魚は、「明日の朝、恐ろしいナン(津波)が村を襲います。みんな山へお逃げなさい・・・。」
と静かに言い、海の中へと帰っていきました。

人魚の話を聞いた村人たちは、あわてふためいていました。

皆すぐに身のまわりのものを持って山へ避難すると、二人の若者を隣の白保村へと走らせました。

しかし、白保村の役人はその話を信じるどころか、人魚を放してしまったことについて激しく怒っていました。

次の日の朝、村人たちが非難した山の上で朝食の仕度をしていると、急に馬や牛、ニワトリたちが騒ぎ始めました。
海を見ると、潮が見たこともないくらい引いているではありませんか。

遥かな水平線まで引いた海の水は、膨れるようにもり上がると、巨大な水の壁となって空を遮り、
ものすごい勢いで襲いかかってきたのです。

押し寄せた波は、一瞬のうちに村の家々や畑を飲み込みました。

津波の直撃をうけた隣の白保村では、山へ働きに出ていた者たちだけがわずかに生き残りました。

野原村の人たちに助けられた人魚は、それからも野原村の沖の海にときどき現れるようになりました。かわいらしい子どもの人魚を胸にだきながら、美しい声で、いつまでも子守唄を歌っていたということです。

これが、明和の大津波にまつわる石垣島の昔話だと言われています。

〜〜伝説が信じられ、このような像が出来ているんですね。皆さんも、この星野地区を通る時はこの人魚伝説の話を思い浮かべながら、ドライブしてみてくださいね〜〜





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