去った8月2日(土)に第11回八重山郡畜産共進会「石垣牛」枝肉共励会が午前11時より八重山食肉センターで行なわれました。セリ開始前にセレモニーが行われ共進会協議会副会長の山田惠昌があいさつを行い、引き続き石垣牛のセリが行われ、威勢の良いセリ声とともに14頭の出品牛が次々にセリにかけられ、想像を超える高値で競り落とされました。成績につきましては、最優秀賞に金嶺吉晃さんの牛で父に北中部、祖父に晴姫、曾祖父に安福165の9。枝肉重量534?、ロース面積62?、バラ厚7.4?、皮下脂肪4.0?、肉の霜降り度を示す BMSが9、等級A−5。販売価格は税別で208万7,940円(1?3,910円)取引先に地元の担たん亭が競り落としました。優秀賞に、新城新作の牛で父に勝海邦、祖父に神高福、曾祖父に金山。枝肉重量444?、ロース面積55?、バラ厚7.4?、皮下脂肪1.8?、BMSは8、等級A−5。販売額134万5,320円(1?3,030円)取引先は共栄ミートが競り落としました。優良賞は、沖縄県畜産振興基金公社さんの牛で父に第2北天山、祖父に平茂勝、曾祖父に神高福。枝肉重量471?、ロース面積58?、バラ厚7.6?、皮下脂肪2.1?、BMSが7、等級A−4。販売額155万4,300円(1?3,300円)取引先は地元の金城冷凍食品が競り落としました。今回の第11回の共励会は14頭中7頭が上物(特選)で上物率50%とまずまずで、枝肉重量でも500kg以上が2頭もでて、平均枝肉重量で448kgでした。同時に平均価格も118万2,465円(1?2,602円)と素晴らしい結果となりました。今回の結果は枝肉重量が大幅に伸び、共励会ごとに結果が出てきています。次回第12回の八重山郡畜産共進会に向け、生産農家もいい結果が来年は出せるように目を輝かせていました。*今年はあと1回JA石垣牛肥育部会の共励会が年末に予定しております。