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人工知能 2
2019/05/25 12:33:24 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
人工知能 2

もちろん、それでもいいという考え方もあると思うが、では、もし人工知能に全てを任せた結果、そのシステムでは対応出来ない問題が出てきたら、どうだろうか。誰がその問題を解決すればいいのだろうか。実際、将棋ソフトでも、どっちが優位か形勢を判断する評価値は絶対的に正しいわけではない。人間から見ても接戦になっている場面では、値はソフトによってかなり幅を持っようだ。そうなると、どこまで評価値の判断を参考にするかまで含めて、選択肢を考えていくことが必要になる。そして、その思考力は、やはり普段の対局から自分で考えることでしか、養われないのである。
つづく


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夢の彼方に 88
2019/05/25 11:32:01 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
夢の彼方に 88

湯沢陽一は翌日、名護市内にあるビジネスホテルを出た。名護湾を右手に見ながらいつ来ても素晴らしい眺めにうっとりしていた。名護の道の駅には寄らなかった。仲泊のレストランで昼食をとった。湯沢陽一はずっと小川伸介の事を考えていた。小川伸介は、名護にいた時のある時期から東南アジアとの貿易に当たり何らかの不正を働いた。それが発覚し会社を辞めざるを得なかったのだろう。そして、私には医学部への受験を理由にした。湯沢陽一は、小川伸介には医学部への意思は全く無かったのだと読んだ。しかし小川伸介の医学部への意思は、何故か湯沢陽一にはひっかかるものがあった。赤川一子が小川伸介の事から湯沢陽一に是非医学部に受験するように勧められた。時としてある事が人生に大きな影響を与えることも無くはない。仲泊の海は静かだった。那覇についた頃、妹から電話があり、母親を検査入院させ、精密検査を受けさせたので近く病院に顔を出すように言われた。それから一週間がたった頃だった。悲しい知らせが届いたのは。
つづく


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夢の彼方に 87
2019/05/18 12:08:01 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
夢の彼方に 87

スナック八重桜の里は本当に久しぶりだった。ママが久しぶりと抱きついてきた。相川桃子を探した。まだ出勤していなかった。湯沢陽一は側に座ったママに今日は相川桃子に話しがあって来たと言った。しかし、ママは相川桃子は十日前に正式にこの店を辞めたと言った。ママの話しによると確かに先日、名古屋辺りに行ってきていたが、その後、急に店を辞めさせてくれと言った。ママは此からの事を考えて辞めるのを止めたが意思は固く十日前に辞めたと言い、もしかしたら県外に行ってしまったかも知れないとも言った。湯沢陽一は直ぐに相川桃子に連絡をしたが電話に出て貰えなかった。湯沢陽一はママに、小川伸介について何か聞いていないかと言った。ママは、相川桃子が小川伸介から一千万円近くを借りていて、最近その請求がひどくなりその相談の為に相川桃子は名古屋に行って来たと思うと言った。湯沢陽一は相川桃子から小川伸介が滋賀県で事故を起こしたような事を言っていなかったかと聞いたがママは全く聞いてないと言った。なぜかその夜の店は静かだった。ママは久
しぶりと何度も湯沢陽一の手をママの自慢の大きな胸の中に入れさせ、真っ赤な唇を近ずけていた。湯沢陽一は、あんなに親しかった小川伸介が名護を離れた後、一体何があったのかを調べる必要があると思っていた。次第に客が入り始めていた。湯沢陽一は店に暫くいて店を出た。ママが追いかけてきて激しく唇をあてた。
つづく


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人工知能 1
2019/05/15 17:47:26 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
人工知能 1

ロボットが人間のように物理的空間を移動して、人工知能が社会的な意思決定をしてくれるようになったら、もう彼らになにもかも任せればいいじゃないか、と考えてしまう可能性もある。そうなると、私達の自ら思考する力が弱まっていきそうだ。パトロールの適切な行き先を人工知能が指示したという話があったが、人工知能に意思決定を任せていると、人間の 勘 などが磨かれなくなることもあり得る。実際、テクノロジーの発展が要因となって、こういう問題は既に起きている。以前、警察の方と話した時に、最近の犯罪捜査では、個人情報保護法の影響で聞き込みでは情報が取れなくなっていて、最初に防犯カメラの映像を確認して回ることになっていると言っていた。しかし、聞き込みという昔ながらの捜査方法なしでは、かっての刑事が持っていた、どうもこの辺が怪しいぞ と、 鼻を利かせる 直感が磨かれないままになる危険性がある。
つづく


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夢の彼方に 86
2019/05/02 16:12:19 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
夢の彼方に 86

湯沢陽一は久しぶりに辺土名についたが、もう国頭海洋中学校に行く気にはならなかった。あの女子中学生は可哀想だが今だに事件が解決されていないところをみると生存も危ぶまれているように思われた。湯沢陽一はたまたま事件発生の頃、辺土名の近くで地質調査をしていたためにある意味で捜査の対象になった。それだけに事件の行方を気にしていたが、今後は新聞の記事だけで十分だとその時は思っていた。辺土名から北上すると、沖縄最北端の辺土岬に出た。天気がよく、鹿児島県の与論島が遠くにくっきりと浮かんでいるのが見えた。与論島の海は格別に澄んで綺麗だという。暫く与論島を見て過ごしていた。帰りに近くの風光明媚な茅打ちバンタに寄った。展望台からは本部半島が一望でき、沖縄本島の素晴らしさが改めて実感出来る。時間が過ぎた。帰りに名護市内の駐車場に車を入れ久しぶりに八重桜の里に向かった。
つづく


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