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都の日暮れ426
2017/06/23 15:47:19 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
都の日暮れ 426 成田空港に着いたのは昼前だった。思ったより早く日本に着いた感じだった。成田空港から東京駅に向かった。八重洲口に出て、寿司屋に入った。久しぶりの日本食だった。野中に電話した。野中、今、東京に着いた。夕方の便で沖縄に帰ると言った。疲れただろう、気を付けて帰って来てくれと野中は気ずかってくれた。夜遅く沖縄那覇空港に着いた。パリから全く別の世界にきた感じさえしていた。翌日、久しぶりに会社に出た。野中がお帰りなさいと迎えた。洋平、来月、重役会で社長の選出がある。専務がなかなか意欲的だと言った。野中、兄の洋八が沖縄に帰って来るそうだ、倉田総合産業の仕事をするかは分からない。暫く小野寺部長を社長にして、野中、おまえが副社長になれ。その線でいこう。私がまとめると洋平は言った。野中、明日でもイギリスのおみやげ話しを聞かそう。ある女性と会ってなあーと云い笑っていた。
つづく


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都の日暮れ425
2017/06/23 12:16:01 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
都の日暮れ 425
倉田洋平は山に憧れて登山の講習を受けたのではなかった。またスイスにアルプスを見に行ったのも山が好きだったからでもなかった。ただ山を見ておきたかったのであろう。しかし、そのスイスのアルプスを見に行ったばかりに赤木桂子と云う女性に会ってしまった。その辺りから少し心境に変化が見られれようになっていたが、仕事に対してはまだまだ無気力だった。その無気力さを専務の倉田英二は冷静に見ていた。今が社長になる最大のチャンスと捉えていた。機内で寝ていたようで日本に近ずきつつあった。
つづく


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都の日暮れ424
2017/06/22 19:49:29 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
都の日暮れ 424
倉田洋平はパリのドゴール空港から飛び立った。短い間だったが何とはなしに何かを見つけたような気がするようだった。日は暮れかけようとしていた。スイスのあのモンブランのアルプスを洋平はじっと見ていたが何を考えていたのであろうか。機内食がきた。機内は満席だった。兄の洋八もロンドンに来て何故か挫折感を味わっているらしい。やがて沖縄に帰るだろう。洋平の婚約破棄にしても敢えて何も言わなかった。またスイスで会ったあの透きとおるような美貌の女性は此れからどうするのであろう。名古屋市の赤木矢物産の娘と云う。ロンドンに英文学を学ぶ為に二年間留学しているような事だった。しかし、大胆な女性だった。ここまで考えていると飲み物が出た。ビールを飲みながら宮沢智恵子や奈津子、友坂理恵、榊原秋子らとの夜を思いだし苦笑いをしていた。少しばかり余裕を取り戻しつつあった。
つづく


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都の日暮れ423
2017/06/22 12:59:12 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
都の日暮れ 423
倉田洋平はパリ発成田空港行きの搭乗手続きをしていた。パリのパリ、シャルル、ド、ゴール空港まで赤木桂子が見送りに来てくれた。赤木桂子がスイスのジュネーブのインターコンチネンタルホテルに姿を現し、洋平に会ったのはどうも兄の計らいではないかと洋平は思っている。ジュネーブのインターコンチネンタルホテルでは部屋は別々のまま赤木桂子が倉田洋平の部屋に入った。暫くして赤木桂子が倉田洋平さん先にシャワーでもどうぞと言われシャワーを浴びていた。その時明りが暗くなり赤木桂子が裸姿でシャワー室に入ってきた。赤木桂子が私が倉田さんの身体を洗ってあげますといいながら洋平の身体を大きな胸を押し付けながらシャンプーですみずみまで洗ってくれた。洋平はじっとしていたが赤木桂子の大きな胸はずっと押し付けたままだった。初めて会ったその夜、洋平は異国の夜を女性の身体で洗われたのであった。しかし、赤木桂子はその後、自分の部屋に帰って行った。
つづく


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都の日暮れ422
2017/06/21 16:42:28 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
都の日暮れ 422 沖縄地方はかなり暑くなっていた。野中はその日の昼、倉田洋平から明日、沖縄に帰るとの連絡を受けた。その日は那覇のハーバービューホテルで倉田英二と宮沢奈津子がロビーで会っていた。宮沢奈津子は薄いピンクのブラウスで倉田英二と向き合っていた。専務の英二は奈津子をなかなか綺麗な女性だと思っていた。奈津子が姉の智恵子が倉田洋平さんとの婚約破棄を詫びていた。その上で何故専務さんが姉の事で改めてその経緯が知りたいのかと奈津子は聞いた。すると専務の英二が倉田洋平に代わって宮沢智恵子さんを損害賠償で会社として訴える積もりだと言った。しかし、来月の社長選出に英二自身が決まれば、この件、全く白紙にするので宮沢智恵子さんに沖縄に帰って来て貰いたいむね智恵子さんに伝えて欲しいと言った。奈津子はよく理解出来なかったが一応伝えると返事をした。奈津子が倉田洋平さんは会社の資金を使ったのですか?と聞いている。英二はいや、そうではなく、倉田洋平に万一何か思いがけない事が起こった時の事だと言った。奈津子
はやはり心配になっていた。専務の英二の本心は宮沢智恵子を自分の力で助けたいと思っていたのであった。いわゆる英二は今、宮沢姉妹に恩義を感じさせる為に奈津子を呼んだという事のようだった。つづく


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