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思い出風小説  9
2011/05/31 15:25:49 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
芳野さんは折角ここまで来たのですから日本海の絶景が見渡せる出雲日の御碕まで行きましょうと言って車の方に向かった。日の御碕は島根半島の西端にあり夕日の名所でもあると云う。出雲日の御碕灯台からは寒々とした日本海が一望できた。私と芳野さんはコートの襟を立て長い間遥かかなたの海を眺めていた。それから日の御碕神社を拝んだ。帰りは出雲市街に出て山陰自動車道で松江に出る予定にしていた。出雲市街に向かっていると芳野さんが言った。今日は案内出来ませんでしたが奥出雲では美しい自然と昔ながらの暮らしが残り、松本清張の砂の器だけでなく様々な映画やドラマが撮影されていると言った。芳野さんは疲れた様子もなく話し続けた。出雲日ノ御碕灯台から大社漁港を過ぎると出雲大社前に出た。その間芳野さんはずっと話し続けた。私に、佐世保に帰る時、松江から特急やくもで岡山駅に出てくれませんかと言った。私は気の向くままの旅行で一向に構わないと答えた。すると芳野さんは嬉しそうに言った。

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思い出風小説  8
2011/05/30 15:27:41 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
芳野さんは倉敷で高校を出て後、岐阜県にいる叔父の勧めで繊維問屋に就職した。その後、岡山の旅行会社に勤めていたが母親に認知症が診られるようになって倉敷に戻ったようである母親の認知症がかなり進んだため倉敷市内にある介護施設に入所させたそうで母親はいたって元気だと言った。妹が二人いるが一人は札幌におり下の妹は広島に住んでいると言った。しかし芳野さんは何故か芳野さん自身についてはあまり話したがらなかった。母親の介護施設等の費用は芳野さんが全て支払っていると言い、倉敷に帰るのも少ないとも言った。経済的にはかなり苦しい様子だった。私は芳野さんの横顔を見ながら静かに聞いていた。田澤珈琲館でひと時を過ごした後出雲市のはずれにある稲佐の浜に向かった。十二月とは云え日中はそれ程寒くはなかった。しかし日本海に面した稲佐の浜に近づくに連れて潮の香りを感じるようになっていた。稲佐の浜は人影もまばらで静けさの中でただ波の音だけが聞こえていた。この浜は出雲神話の国譲りの舞台となっていますと芳野さんは言い、浜辺はいいですねと日本海を遠く眺めていた。この浜で全国の神がみを迎える行事も行はれているとも言った。良い所を案内してもらい嬉しかった。

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思い出風小説  7
2011/05/26 20:26:44 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
田澤珈琲出雲店は出雲駅から少し離れた所にあった。自社焙煎したコーヒー豆が評判で全国から注文が殺到すると言う。エスプレッソとクリーミーなカプチーノがお勧めだといった。店内はかなりシックな木目調で女性に人気のありそうな雰囲気だった。芳野さんがタイミングよくカプチーノを二つ頼んでくれるところはさすが高級クラブで鍛えられているだけあって気持ちが良かった。芳野さんが説明した。松江は味、雰囲気ともにハイクラスのカフェが数多く点在するカフェ激戦区ですと言い、カフェで過ごすのが好きだと言った。いい香りと泡立ちのカプチーノが運ばれてきた。昨晩会ったばかりの人とこうしてカプチーノを飲んでいるのも何かの縁かと思わずにはいられなかった。しかも出雲の地であることも意識のどこかにあったように思う。芳野さんが田澤珈琲館でカプチーノを飲みながら話したのは次のようなことだった

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ギャグ
2011/05/26 18:42:45 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
1.学校の入り口に肛門科の医者がいた。

2.ドアをノックすると、豚がでてきた。

3.番茶を朝飲んだ。

4.お茶を半分下さいと言ったら、チャーハンが出てきた。

5.パソコンのそこを取ったらパンが出てきた。


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思い出風小説  6
2011/05/26 16:23:55 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
芳野さんは話し続けた。父親は岡山で林業を営んでいたが杉の木の伐採中に事故に遭いそれからは苦労の連続だったと言った。妹が二人いるとも言った。いつの間にか拝殿の前に来ていた。拝殿までの参道は実に見事な松並木ではあったが芳野さんの話しは何とも寂しかった。出雲大社は縁結びで有名だがその時の私には、これからの事業がうまくいくよう御利益に与れるようにと参拝した。芳野さんも熱心に何かを願っていた。御守りを買い大社を後にした。芳野さんが出雲市内をゆっくり走らせてみて下さいと言った。出雲民芸館やしまねはなの郷、古代出雲歴史博物館等を見て回った。芳野さんがお昼にしましょうと言って出雲大社の近くにあるそば処磯木屋に案内した。出雲に来たからには出雲そばに限りますとなかなか元気があった。出雲そばはウルメいわしと昆布で取ったダシも特徴だと言った。さすがに本場だけあって味わい深いそばだった。いい店に案内してもらい有難いと言うと嬉しそうに笑っていた。芳野さんが言った。出雲駅近くのカフェで美味しいコーヒーを飲んで古事記の国譲り神話の舞台と伝わる稲佐の浜に行き、それから松江に帰りましょうと言った。

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