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五年目の夏2
2014/05/31 20:42:31 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
私野本進一朗は

五年前当時

四十六歳に

なろうとして

いた。県内でも

中堅の建設会社

隅田川の

建設推進企画部の

部長補佐役で

部長待遇を

受けていた。

早くに父親も

母親も亡くして

いた。

兄と姉がいた。

私はかなり遅く

結婚した。

見合い結婚で

あった。

長男一人で

あるが可愛く

生まれてきて

くれていた。

私には父親の

母親、祖母が

いた。那覇の

外れの

マンションを

借り妻寿美花と

三人家族である

。中学一年の

長男翔一は

幼い時には

自閉症気味な面

もあったが

サッカー少年と

して明るく

育っていた。

私野本は

那覇高校から

かろうじて

琉球大学法学部

を卒業でき

今の隅田川建設

会社に入社した

。今思えば

所謂会社人間で

あった。

家族を尻目に

働く事ばかりに

力を入れて

過ごしていた

。つづく


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遥かなる海峡229
2014/05/31 14:47:49 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
田川菜々子が

動いたと私は

思っていた。

最近の

田川菜々子は

以前とは人が

違うのではない

かと思われる

ほど私に対し

冷たかった。

その事情も

いずれ分かる気

がしていた。

私は田川菜々子

が久米の須賀で

姉の失踪事件の

捜索協力を

求めていたのは

本心からなの

だろうかと

思っていたりも

した。所謂、

田川奈穂子を

捜索している

ように見せかけ

裏で有る意味の

姉の奈穂子を

擁護していた

のではと

思ったりもした

。しかし

田川菜々子は

一体何を確かめ

に高知の宿毛に

行くと言ったの

だろうかと

思っていた。

私は田川奈穂子

は平安座島の海

を眺めながら

父親に

中部聖南十字会

総合病院での

医療ミスに

付いて病院側

からかなり

厳しく問い詰め

られ叱責され

医療訴訟になる

かも知れないと

脅されていた。

そうなると

損害賠償の問題

で大変な事に

なりそうだと

話したのでは

ないだろうか。

父親は奈穂子が

可愛くて

可愛くて

たまらなかった

。奈穂子、

父さんの

遠洋マグロ漁船

の乗組員の

積み立て保険と

退職金で何とか

病院側と和解

するように

勧めたのでは

なかろうか。

その件を

田川菜々子と

田川吾一にも

相談した。

しかしと

私は思った。

田川奈穂子が

父親の申し出を

素直に受け

入れたかどうか

であったが

これも私の推測

であった。

真実はまだ何も

分からない。

父親ももう

いない。

誰が真実を

知っているの

だろうかと

思っていた

。つづく


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五年目の夏1
2014/05/31 13:46:25 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
私にとって、

五年の月日は

早くもあれば

長くもあった。

この話は私の

五年間の話で

ある。五年前

私野本進一朗は

県内でも中堅

どころと

云われる

建設会社に

勤めていた。

部長待遇で

収入はかなり

良く生活は

安定していた。

どころがこの

私にいろいろな

事が降りかかり

一転暗黒の海に

突き落とされた

のである。

その時私を

助けてくれた

のが当時クラブ

で働いていた

吉澤綾子で

あった。当時、

五年前、

私は吉澤綾子

から八百万円を

借りた。

綾子は私に

五年間の間で

必ず元金の

八百万円は返す

と云う念書を

書かせた。

私は今でも

その時の事を

鮮やかに覚えて

いる。手が震え

印鑑がまともに

押せなかった。

そして五年が

過ぎていくので

ある。この話は

私がいかにして

このような事態

に巻き込まれた

のかを辿り

ながら私が

吉澤綾子との

約束を果たせた

かと云うことと

、吉澤綾子が

過酷なまでに

私野本を追い

詰めていった話

である。

いわゆる

男の執念と

女の執念の話

だと思って

いただければ

いい。そして

五年の月日が

流れていた。

つづく


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頑張って下さい
2014/05/31 13:46:25 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
五月も今日まで

。 明日から

六月です。

いよいよ

梅雨明け間近。

本格的な夏を

迎えます。

元気に過ごして

下さい。

今日から

私としては

四作目となり

ますのを

投稿させて

頂きます。

題名は

五年目の夏……

。男の執念、

女の執念を

私なりに追って

みる積もりです

。つたないもの

ですが夜の

暇つぶしに

一読下さい。

お願い

申し上げます。


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遥かなる海峡228
2014/05/30 17:00:33 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
田川吾一に

余り心配しない

で下さい。

大丈夫ですよと

云い、

菜々子さんに

ついて何か

分かり次第連絡

しますと言った

。最後に

田川吾一さん

一体あの

中部聖南十字会

総合病院で何が

有ったと云う

のですかねと

言った。翌日、

私は坂本さんに

田川菜々子の

行方が分から

なくなった。

田川吾一が

連絡して来た。

高知県宿毛市に

行き何かを

確かめると言い

残している。

あす高知県

宿毛市に行き

宿毛漁港の

漁業組合に行き

田川奈穂子を

訪ねて来た女性

が居なかったか

聞いた下さい。

また宿毛漁港

近くのスナック

何軒か訪ねて

田川奈穂子を

知っている女性

は居ないか

調べて欲しいと

言った。

また他府県に

行った情報が

有ればそこに

行き田川奈穂子

が生活していた

か確かめて

欲しい。

また宿毛市役所

に行き生活と

繋がることを

聞き出して

下さいと言った

。これで

田川奈穂子の

生存しているか

どうかが

分かるかも知れ

ませんので

頑張って見て

下さい。

柏木さんの

ことも有ります

ので十分気を

付けて下さい。

何か分かり

ましたら連絡

して下さいと

言った。

坂本さんは

翌日高知県の

宿毛市に行った

。つづく


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