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一年前の夏1回
2019/07/31 12:58:44 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
里村久恵は今年二十七歳になっていた。久恵は夕暮れと共にタクシーで沖縄、那覇の繁華街、松山のスナックに出勤するようになって二年が過ぎようとしていた。久恵が、スナックに勤めるようになった経過については此れから追々書く事にする。久恵は勤め先のスナック花暦の園を何時ものように出勤した。既にママの手取間愛子が店内の掃除とつまみの準備に急がしそうにしていた。店にはママの他に久恵を合わせて三人の従業員がいる。久恵をはじめ皆、かなりの美人揃いで週末は殆んどが満席になる。季節は暑い夏が過ぎ秋風が吹き始めていた。
つづく


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よろしくお願いいたします。
2019/07/31 12:54:41 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
今日から
新しく
一年前の夏
という題で投稿いたします。お暇の時に読んで下さい。


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夢の彼方に93
2019/07/18 15:00:15 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
夢の彼方に 93

湯沢陽一は小川伸介からの手紙を読み終え暫く茫然としていた。しかしだんだん湯沢陽一は、この手紙の内容もまた事実とは違う事を書いていると確信していた。確かに何かが小川伸介に起こったのだろう。暫く静観して置こうと思っていた。時々、間借り先の長女が数学を習いにきた。まだ高校入学が間もないせいか落ちつかない様子だったが、長女と話している時が楽しかった。高校でも合唱部に入っていた。おじさん、来月は私の誕生日がやって来ると言った。暫くして赤川一子から連絡が入った。陽一さん久しぶり、医学部への受験考えた?とまたしてもこの話だった。赤川さん、私の母の見舞いをして貰いありがとう。白衣を着けてみたが私には似合わないですよ、母も笑っていましたよと言った。来月あたりホテルで食事をしようと赤川一子は誘っていた。逢えば、朝までだろうと思いながらも湯沢陽一は断りきれなかった。 つづく


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夢の彼方に92
2019/07/16 14:56:47 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
夢の彼方に 92

湯沢陽一は母親の見舞いに行く時に母親がだんだん痩せているのが心配だった。職場ではかなり込み入った地質調査が多くなっていた。しかし慣れていたせいかかなり正確に調査が出来るようになっていた。暫くして、あの小川伸介から手紙が届いた。しかし、あの小川伸介が書いたとは思えないような手紙だった。湯沢陽一さん、久しぶりだねと書き始められていた。今私は岐阜県にいるよ。あんたに滋賀県で事故にあい入院したというのは少し違っていた。逆で相手を事故で大怪我させてしまい相手は入院している。ところが相手がなあ湯沢さん、恐い世界の幹部でなあ。今、私はその人の付き添いをさせられてなあ、なかなか自由がきかないのだよ。あんたに教えてもらった空手のおかげで何とか身は守っている。本当に感謝している。あの名護の八重桜の里のあの姉さん、一度、名古屋で会っただけだ。今は東京の新宿で働いているよ。あんたの事は知らせてくれる人がいてなあ、助かるよ。あの名護の道の駅の可愛い姉さん、亡くなったのも知っているよ。また、あんたに謝らないとなら
ないことがあってなあ。私があの会社を辞めたのは医学部への受験の為ではなく、会社を辞めさせられたんだよ。嘘ばかりついてすまなかつた。それでなあ、湯沢さん、私のかわりにひとつ、あんたが医学部へ入ってくれないか。あんたなら出来ると思っている。あんたの母さんも入院しているようだがお大事になあ。とあった。
つづく


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夢の彼方に 91
2019/07/14 11:00:22 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
夢の彼方に 91

湯沢陽一は週末には必ず母が今、入院している那覇中央赤十字病院に見舞いに行った。いつも妹が一人、寂しそうにしていた。主治医からは肝臓と膵臓を中心に検査を進めていると言われていた。妹は、母の顔色や食欲のなさからかなり心配していた。湯沢陽一は見舞いに行く時は母の好きな薔薇の花を持って行った。母は陽一が行くと喜んだ。そして、母は陽一の幼い頃の事を懐かしそうに話した。陽一が子供の時に焼き芋を盗んできて食べたことや隣りの家の女の子を川に突き落としたことを話していた。母にはさんざん怒られはしたが、今では懐かしい思い出になっていた。陽一が帰ろうとすると母がああ、そうそう赤川さんがあの包みのものを着てみるように言っていたよ、陽一と言った。陽一は包みをあけた。白い白衣だった。着けて母に見せた。母は、何も言わずに笑っていた。白衣は何を意味しているのか母も理解しているようであった。つづく


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