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都の日暮れ482
2017/08/11 20:40:22 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
都の日暮れ 482
倉田洋平は赤坂の高級クラブで沖縄のメロディーの芭蕉布をカラオケで歌った。満席の客からかなりの拍手があった。洋平が歌い終わって席につくと、かなり美貌で胸を大きく開いた女性が座った。御客さんは沖縄の方ですね。いいメロディーですね。私、去年まで沖縄那覇の若狭通りの新京極と云うはいスナックで働いていました。お友だちもたくさんいますと云い懐かしそうに洋平を見ていた。洋平は少し酔っていた。私は明日、北海道の札幌で婚約寸前で逃げられたある女性に会いに行くのです。これが最後の再会かなと云うと側の女性が急に何かを思いだすような目付きになった。しかし何も言わなかった。洋平は東京まで自分の惨めさが拡がっている錯覚を覚えた。帰りがけに女性が御客さん私、その店ではほたると云う名前で出ていたの。そう、友坂理恵さんと云う方には親しくして貰ったわと言った。その夜は赤坂プリンスホテルに帰り、ぐっすりと眠った。つづく


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