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都の日暮れ661
2018/04/22 14:03:46 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
都の日暮れ 661

倉田洋平はゆっくりと空港ターミナルの最上階のデッキに登った。意外と見送り人がいた。全日空機を探した。間もなく離陸しそうだった。洋平はこの何年かの事を思いお越していた。洋平はただひとつこの間に人を赦すことを学んだ気がするのである。また、人に愛される事の難しさを身に染みて知らされた思いがするのであった。洋平は一般にいう美男子、好男子からはかなりかけ離れた存在である。その洋平があの美貌の女性、宮沢智恵子と結婚出来ると思ったところから大きな間違いというか、悲劇が始まったのだ。宮沢智恵子らの全日空は那覇国際空港を離陸した。洋平は全日空機に向かって手を振り続けた。それから洋平は那覇国際空港から車を走らせていた。気が付いたら那覇の泊港から海沿いの若狭海岸に来ていた。やがて日暮れを迎えようとしていた。今日は、寂しい日であった。それで、夜は野中と高級クラブにでも行く事にしていた。
つづく


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