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夢の彼方に 7
2018/05/20 10:53:54 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
夢の彼方に 7

事件から一週間がたったが目新しい手掛かりは無かった。捜査員はどうも奈理子の父親の肇の交友関係に重点を置いているようであった。湯沢陽一は毎日、事件に関する記事を丹念に読んでいた。湯沢陽一について云うと、同じ年の友人の小川伸介が名護市内にある日日貿易商事に勤めていた。小川伸介は明治大学を卒業後沖縄に帰り、東南アジア諸国と貿易のある日日商事に勤めていた。すでに課長職についていた。週末には必ず湯沢陽一はこの小川伸介と飲んでいた。最近飲んだ時も奈理子の行方不明事件が話題であった。小川伸介も、奈理子が可哀想だ。無事であって欲しいと言った。小川は、奈理子は県外に連れ去られているだろう。国頭村か東村辺りの海岸から船に無理やりに乗せられたのではないだろうか。自転車の車輪跡も途中できえ、自転車もまだ発見されていなかったからだろうか。そして、小川伸介は、この事件は父親がらみの事件のような気がどうもすると言った。捜査本部は、マスコミに情報提供を求めていた。また、父親のマグロ漁船船籍の鹿児島漁協とも連絡をとって
いた。湯沢陽一はその間、事件を気にしながらも地方公務員として真面目に勤務していた。また捜査員は学校関係者にもある疑惑を抱いていた。
つづく


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