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夢の彼方に 24
2018/06/24 10:52:58 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
夢の彼方に 24

湯沢陽一が小川伸介と仲がよかったのは半年前から湯沢陽一が小川伸介に名護湾の浜辺で熱心に優しく空手を押しえていたからであった。湯沢陽一の母親の祖父は空手の師範で湯沢陽一は七歳から祖父の手解きをうけ、高校時代は一年から空手部主将を務めていた。小川伸介は陸上短距離はなかなかのようだったが、空手を是非教えてくれと湯沢陽一は懇願されたからであった。砂浜を選んだのは誰にも見られない所があったからである。一月は上段ほか突きの練習をさせた。湯沢陽一の手のひらが赤くはれるまでなんどもさせていたが文句は言わなかった。次の月から型に入っていったが黙々と小川伸介は手解きを受けていた。湯沢陽一は型の練習でも早さを強調し、二月たって小川はやっと初歩の型らしくなっていた。湯沢陽一は優しく手足の力の入れ具合を教えていた。このようにして空手をとおして親しくなったのである。週末は必ず居酒屋に行き、たわいのない話しをして過ごした。つづく


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