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夢の彼方に46
2018/09/15 15:17:19 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
夢の彼方に 46

三月末になると俄然忙しくなっていた。後任の芳村直樹に仕事の引き継ぎと資料の引き渡しとそれに対する自分の見解をまとめるのが大変だった。湯沢陽一は、那覇では母親と実家で暫くは暮らす積もりであった。狭い家の事を考えると気が引けた。小川伸介とはずっと会っていた。小川は五月頃那覇には戻ると言った。湯沢陽一は小川に空手の型を急ぎ教える為に、毎晩のように名護湾の近くの砂浜で最後の練習に励んだ。最後の型のスーパーリンペまでいつの間に小川はついてきていた。小川は瓦三枚を素手でわる事が出来た。湯沢陽一は小川に後は、毎日、少しずつやればもうよい。いい思い出になると言った。そして、三月末に湯沢陽一は所長から異動の辞令交付を受けた。また肩書も課長補佐になり四月五日から那覇で勤務することになった。暫くして湯沢陽一はスナック八重桜の里に一人で行った。お世話になった御礼を兼ねてはいたが、相川桃子に別れの挨拶をする為でもあった。
つづく


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