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ひとつの時代の終焉 / 世界で最後のタイプライター製造工場が閉鎖される
2011/05/03 20:53:43 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般


世界のオフィスワーカーたちの仕事に一大革新をもたらした発明品であるタイプライターに終焉の時が来た。インド西部に位置する都市ムンバイに残された、世界で最後のタイプライター製造工場が閉鎖されたそうだ。

現代では世界中の多くのオフィスで使われなくなったタイプライターだが、インドではつい最近までよく利用されていた。需要が減ってきたのは、消費者がコンピュータへと移行し始めたほんの10年ほど前からだという。

世界で最後のタイプライター製造工場を稼働させてきた会社「Godrej and Boyce」の責任者ドゥクルさんは「今ではほとんど注文が来なくなりました」と、閉鎖へと追い込まれた現状を語った。

「2000年に入ってからコンピュータの台頭は著しくなり、すべてのタイプライター製造会社が生産をやめました。それでも私たちだけは製造し続けてきたのです。2009年までは年間で1万〜1万2000台ほど生産してきましたが、タイプライター愛好家にとってはこれがラストチャンスになるかもしれません」とのこと。

1867年に初めてアメリカで商業用タイプライターが製造され、20世紀初頭までに現在の標準となった原型が確立された。「QWERTY Keyboard」という英字最上段の左から6文字をとってその名が付けられたキーボード配列もこのときにできた原型のひとつだ。

Godrej and Boyceは、1950年代に生産を始め、90年代初期でも年間5万台は売れていたそうだ。しかし、昨年は800台以下にとどまり、生産をやめた現在では在庫はわずか200台ほどしかないという。

これも人類の技術進歩があるからこそのひとつの時代の幕引きだが、タイプライターにはコンピュータにはない味があった。今後はほとんどお目にかかる機会はないと思う。


1870年代 Sholes & Glidden

初めて商業的に成功したタイプライターのメーカ


1880年代 Caligraph


1890年代 The Chicago


1900年代 Oliver


1910年代 Erika


1920年代 Corona Folding


1930年代 Seidel & Naumann Modell S


1940年代 Royal Glasskey


1950年代 Turquoise Royal


1960年代 Cursive Olympia


1970年代 Olivetti Typewriter Lettera 10


1980年代 Smith Corona Coronet Automatic 12


1990年代 Canon Typestar 110


2000年代 Valentine
コンセプトデザインです


近い未来


もちろん改行を含めてすべてのボタンやレバーはライブ、入力と同時に紙の複製もできますよ。欲しい人は以下のリンクから。改造用キットが約6000円、完成品を6〜8万円で購入できるようです。

USB Typewriter by usbtypewriter on Etsy

ソース:An Ode To Typewriters: Pics, Videos, Links, News



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