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伝統と総合化の狭間で
2012/11/05 13:46:43 ブログカテゴリ 格闘技・空手 | 書庫 全般

 ”全武術流派無優劣”

上記の考え方は、我々の流派無限流に於いて昔から言われて

いる、真理で有ります。この言葉に込められた意味は、「武術に

於いては沢山の流派が存在するが、どれが強いとか、其々の

長所・短所を比較したり決めつけてはいけない。日本一強い

武芸者は、流派による処に非ず、その人間が培った強さで有る。」

と言う事です。最近はめっきり”最強格闘技論”がなされなくなり、

私の見た所、上記で述べた意味が、一般的に理解された様に思えます。



私の若い頃は、長年に渡り”格闘技ブーム”が続き、

興業でも「格闘技世界一決定戦」が頻繁に行われ、また

紙面に於いても、最強格闘技論争が盛んな時期で有りました。

そんな最中、私自身も色々な格闘技に興味を抱き、主だった

ものは、一通り”修行”をしました。



高校の頃、プロレス狂となり長年に渡り空手をやっている

のにも関わらず、プロレスが”最強だろうと信じていましたが、

その頃はまだ総合格闘技が無く、空手や柔道や合気をやっていた

私は、「アマチュアの格闘技で何でも有りの総合ルールの競技が

有ったらいいのに」と、漠然と考えていました。それから15年過ぎ

ようやく総合格闘技の時代が訪れ、まさに夢の様でした。



私の父は、柔道をやっていた為、柔道贔屓で「空手は喧嘩に使うから」

と言った偏見が有り、私が習うことに反対でした、ところが祖父や叔父達は

”全武術流派無優劣”の考え方から、どんな武道でも”良い”と思えば

やってみなさいと、勧めてくれました。長年に渡り、色々な格闘技・武道を

修行してようやく、基本的な部分は全て共通していて、特に武道の

本質は変わらない事にようやく気付きました。



6年前に私が沖縄にやって来て、この事を教えてくれたのは、

”本部御殿手”の諸見里先生でした、この道場では大先生の

”上原 清吉”先生の教えで、本部御殿手が初心者で有っても、

以前に他の流派で段位を受けていれば、その段位を認めて

黒帯からのスタートとなる、いわば玄人に対しての武道的・

論理指導の出来る先生であり、驚きました。そして、まさに”本部

御殿手”と言う武術は、空手(てぃー)であり、「総合武術」でした。



一方、沖縄で伝統空手をかたくなに守る、”八木 明哲”先生に出会い

武道教育について学べ、大変勉強になりまた、自分自身も武道家として、

成長させて頂きました。先生は伝統空手を通して”本物の強さ”を追求された

方だと、つくづく感じます。その姿勢を見て、私自身も自らの”直伝・無限流”を

かたくなに守り、先生から指導頂いた”伝統・剛柔流”を間違いのない様、

正しく伝えなければと思っています。



伝統保持と総合化とは、相反するもので有るし、両立させる事の

難しさも感じていますが、之こそが”無限流”的スタイルなので、

あれこれと模索しながらも、極めなければ成りません。

「逆もまた、真なり。」祖父がよく言ってましたが、

まさに”剛柔流”と”本部御殿手”が空手では、まったく

逆の理論(技術的な部分)で構成されています。皆さんも、

この両方をやればわかりますが、いずれにしろ強さを追求する

意味では同じと言えます。自分としてはこの両極を”両輪”とし

武道としての完成・完璧に向け、精進して行く覚悟です。



BY・成龍館長





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