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複雑。
2009/03/10 13:30:47 ブログカテゴリ 恋愛 | 書庫 もぅ一つの日記〜crybaby girl〜

雨の中、2人で傘を差しながら歩く。

「ここでいいよ。」

「いいよ、家まで送るよ。」

「ううん、大丈夫。風邪引いちゃうよ。」

「んー、気をつけろよ?」

「ありがとう。傘、明日返すから!」

「いつでもいいよっ」

「明日っ!」

「わかった、わかった。」

笑う優太。

「じゃな。」

「うん、またね」

優太の後ろ姿を見送る。


家に着くと・・、怒っている母の姿が。

「アンタ!連絡もしないでドコに行ってたの!?」

「すみません。」

「変な人に襲われたとか思うでしょー!」

「はい・・・すみませんでした。」

の連発。

説教が終わると弟からは笑われる。

《こっちが不機嫌になるっつーの!》

時計を見れば夜の11時半。

お風呂に入って、自分の部屋に戻ると

すぐにベットに寝転ぶ。

「あぁー・・・疲れた。」

携帯を見るとメールが一通。

麻衣からだった。

「朋美ー。健二と別れた。ごめんね。一応、報告しとく!」

目を疑った。

すぐさま麻衣に電話した。

とらない・・・。

焦る自分。

ここで健二にメールするわけにはいかないし・・。

結局、麻衣からは電話が来なかった。



―翌日―

明日で学校が始まる。

部活に行く。

大会が近い分、周りはピリピリしていた。

部活をすると愛と加奈子を思い出す。

今日も静香先輩は来なかった。

終わりのストレッチしながら利奈が言う。

「静香先輩、大丈夫かなー?」

「今日、メールしてみる!」

「うんっ。」

「ねー、利奈・・」

「ん?」

「やっぱ、愛と加奈子のことみんなで話してみない?」

「そうだね!いいよ」

利奈は優しく応じてくれた。

ミーティングが終わると1年だけ集まる。

「何の集まりー?」

ざわつく。

「あのねっ、この前、話した愛と加奈子のことなんだけど・・。」

急に静かになる。

「みんなで声かけて頑張って戻そう?」

すると、1人が

「でも、2人に言ったけど・・・あの2人、『ここではやりたくない。』って」

そしてまた、ざわめく。

「止めてたウチら馬鹿みたいじゃん!」

「最低っ」

何も言えない自分。

「ちょ・・・ちょっと!
 でも、一緒にやってきた仲間だよ?
 それは2人がつい、言ってしまったことかも
 しれないじゃん!
 頑張ってウチらでまた、やったら
 2人の気持ち変わって・・・」

利奈が必死に言う。

「そんなの仲間じゃないよ」

一人がどこかに行き、一人は泣き出してしまった。

もう、バラバラだ・・・。

話し合いはここで終わった。

自分と利奈はまだ、その場にいた。

「ごめんね、利奈。」

「大丈夫だよ!朋美は大丈夫?」

「大丈夫。」

「頑張ろう?」

「うん。」





1人、優太と待ち合わせをしている公園で待つ。

『ここでやりたくない。』

「難しいなぁ。」

一人言。

「わぁっ!!!」

ビクっとする。

後ろを見ると優太だった。

「ビックリしたー!」

「ビックリした?ごめん、ごめん。」

笑う優太。

「もう・・・。あっ、傘!今で渡しとく。」

「あ〜。」

横に座る優太。

「大会近いな〜。」

「うーん。優太のとこはどんな?」

「今は軽いから全然、汗かかん。」

「そうなんだっ。」

「そっちはどうよ?」

「まぁまぁ。でも、最近キャプテンの先輩がこないんだよね。」

「まぢ!?大変だな。」

「明日は来ると思うんだけどね。」

「来るといいなぁ。」

「うん。」

優太の手が自分の手にくる。

「優太の手温かいね。」

「卒業したら朋美と旅行行きてー!」

「何!?いきなり」

「遠くに行きてーなって」

微笑む優太。

「行けたらいいね。」

すると、キスをされる。

優しいキス。

離れて、優太は下を向く。

「優太・・?」

「俺よー、まじで朋美と付き合えて良かった。」

泣く優太。

「どうしたの!?何かあった?」

笑って頭を撫でる。

「あー・・、だせー。」

優太も笑う。

「大丈夫だよ?」

「ごめん。」

そんな優太に抱きつく。





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