ごーやーどっとネット沖縄  [PR]世界中の美女たちが沖縄に集結! こんにちは ゲスト さん。 ログイン・ブログをはじめる  
―父―
2008/02/17 19:07:40 ブログカテゴリ 恋愛 | 書庫 もぅ一つの日記〜crybaby girl〜
―24日。クリスマスイヴ―

昼から夜まで部活。

練習もなかなかのハードなもので、きつかった。


「今日の練習は終わり。ダウンして、各自ストレッチして、片付け!
あと、まだボール触りたいやつはやってていいぞ。」

「はい!ありがとうございました。お疲れ様でした。」

「朋美、どうする?」

利奈が聞く。

「う〜ん。自分はもう、ちょっと触っとこうかな!利奈は?」

「じゃ〜!利奈も!」

「朋美〜!!」

先輩に呼ばれる。

「あ!ハイ!!」

「片付けしとくから!」

「うん!ごめん!」

小走りで先輩の所へ向かう。

「呼んでごめんね!」

「あ・・大丈夫ですよ。」

「あのね・・。愛と加奈子のことなんだけど・・」

「愛と加奈子・・ですか?」

愛と加奈子は同級で一緒に部活を頑張ってる仲間である。

でも最近、練習に来たり来なくなったり。

「うん。この前、2人が[辞める]って自分のところに来たわけ。」

「辞める!??」

「え・・。朋美は聞いてないの?」

「はい・・。初めて聞きました。」

「そうだったんだ。」

「理由はなんですか?」

「それが詳しいことは分からないわけ。」

「そ・・うなんですか。」

「まだ、先生には言ってないみたいだけど。
そこで!朋美から聞いて欲しいなって思ってさ。
先輩が聞いたら言いにくいと思うから。大丈夫かな?」

「はい。わかりました。聞いてみます。」

「有難う。お願いね!」

《愛と加奈子・・》






部活帰り。

利奈と帰る。

「愛と加奈子が!!?」

利奈も初めて聞いたみたいだった。

「うん・・。理由わかる?」

「う〜ん。でも、[楽しくない]みたいな事は言ってたよ。前だけどさ〜!
やっぱ、アレじゃん?練習きついとかの理由じゃん?」

「そうなのかな〜」

「最近、練習とか来ないじゃん!
だから、他の皆もあの2人には、あんまり・・みたいな感じだよ。」

「でも・・仲間さ〜。」

「利奈も最近、あのお二人さんは分かんないもん!」

「う〜ん・・。」

複雑な気持ちだった。

確かに利奈の言うことは分かるけど・・。




―夜―

「ただいま〜!」

「おかえり〜。部活長かったわね〜」

「うん」

「何かあったの?」

「あっ!ううん!別に!」

無理に笑顔を見せる。

「そっ!今日は〜♪ごちそうよ!」

「なになに?♪」

「ステーキ!」

「おぉ!」

「ただいま」

弟も帰ってきた。

「あら!お帰り!」

「祐!今日、ステーキってよ!」

「まぢで!?やり〜♪」

「あ!お父さん、今年も福岡で1人クリスマス?(笑)」

父は単身赴任で福岡にいる。

「忙しくてまだ、沖縄には帰って来れないみたいよ!」

「別に俺は福岡行ってもよかったのに〜。どっかの誰かさんが
[やだー!沖縄にいる!!]とか言ってさ〜」

「何よ!?」

「やるか?」

「ちょっと!!やめなさい!
元々、最初からお父さんだけ行く予定だったから。
お父さんも[お前たちは沖縄にいなさい!]って言ってたのよ。」

「浮気してたりして(笑)」

「即、離婚ね(笑)」

3人、食卓で会話がはずむ。





「もしもし、父さん?」

「お〜!朋美か?久しぶりだな!」

「本当に!元気してる?」

「あ〜。元気にしてるよ!母さんと祐も元気か?」

「うん。元気だよ!今日、ステーキ食べたよ。」

「お!いいな〜。今から父さんは仕事仲間と飲み会さ!」

「飲みすぎないようにしないと!」

「分かってるよ!ちゃんと、勉強してるか?」

「してるよ〜!今、仕事忙しいの?」

「忙しいな。年末は特に。でも、1月には沖縄帰って来るよ!」

「本当に!?」

「あぁ。母さんにはまだ、言ってないが内緒な(笑)」

「わかった!」

「じゃ、切るよ。」

「うん。あ!母さんが浮気したら即離婚って(笑)」

「離婚!!!?やばいな〜」

「いるの!!?」

「嘘だよ!いるわけね〜だろ!
まぁ、モテモテで大変だけどな〜」

「はいはい。」

「風邪引くなよ」

「父さんも!」




久々の父の声が聞けて嬉しかった。

早く家族4人でクリスマスを過ごせる日が来るといいな・・。


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―相合傘―
2008/02/11 13:46:24 ブログカテゴリ 恋愛 | 書庫 もぅ一つの日記〜crybaby girl〜

「きつかったら言ってね!」

「大丈夫だよー!!(笑)」

麻衣は笑顔で返してくれたが・・

やっぱ、きつそうだった。分かる。

「何かあったのか?」とは聞けなかった。

むしろ、もう・・この2人に入ってはいけないと思った。

自分の席に戻る。

一瞬、昨日の健二のメールを思い出す。

目が離れない。

「おい!どうした?」

後ろから小百合の声。

「おぉ!ううん、別に・・」

「何かあったんでしょう?」

小百合にはお見通しだった。

「顔にでてるわよ(笑)」

「でてる?」

「うん!どうした?」

「昨日・・健二とメールしてね・・。」

「で?」

「泣きそうだった・・。その後、優太と会って・・優太の前で泣いちゃった・・」

「優太はそれ知ってるの?」

「ううん。知らない。」

「そか。大丈夫?」

「うん!大丈夫!」

「焦らず、あまり考えないほうがいいよ!」

「そのつもり♪ありがと」

「朋美・・素直にいきなよ」

「うん・・ありがとう」

小百合と話したら少しスッキリした。



学校も終わり部活が始まろうとしていた。

体育館が使える日だったのに、急遽、外になった。

「ね〜。外練多くない?」

隣で一緒に走りながら愚痴る利奈。

「本当に・・。」

「ね〜♪クリスマスどうするの〜?(笑)」

ニヤける利奈。

「さ〜?てか、部活さっ!(笑)」

「嘘!!?」

「先輩が言ってたじゃん!」

「だった〜。どうせ!その後は優太君と会うんでしょ?」

「決まってません〜」

「で!で!どこ行くの?(笑)」

「決まってせん〜(笑)」

「は〜!教えてさ〜」

「ヤダ♪先に行くよ〜」

「ケチ!!」

「ケチで結構!じゃね〜」

「ちょっと待ってよ〜!!」

スピードを上げ、走る。



今日は久々に優太と帰る。

「さっむ!!」

ポケットに手を入れる優太。

「さむい・・」

「大丈夫か?」

「大丈夫!」

「あ・・クリスマスの話すっけどよ〜。24日にしない?」

「あぁ〜!自分もそれ言おうとしてた!」

「なら良かった!部活だし・・朋美もだろ?」

「うん。クリスマスに・・。ま!いっか!」

「決まり♪・・・手貸してみ!」

手を出すと握られた。

「温かいやろ?カイロ♪」

「朋美にもちょうだいさ!」

「ヤダ!!」

「いいよ!いじけるから・・」

「泣くなよ〜(笑)」

「泣かんし!!」

もう、健二をシカトして歩いた。

「怒るなよ〜」

「怒ってないもん!」

後ろから健二がついてくる。

「な〜!もういいだろ〜」

「大きい声で『好きだ〜!』って言ったら許す(笑)」

「わかった」

「嘘・・・?」

「俺は・・・朋美が好きだぁ〜!!」

「ちょっと!嘘だよ!」

「許すか?」

「許すから!!」

「ヒヒ♪」

周りに人がいなかったから良かったものの焦った。

「帰ろうぜ!」

「・・うん♪」

焦った半分、嬉しかった半分。







少し小雨が降ってきた。

二人寄り添いに相合傘。



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