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カジマヤーとトシビー
2007/02/25 11:27:39 書庫 スタッフ便り一覧
uppic 八重山毎日新聞に、大浜地区のカジマヤーのお祝い記事が載っていました。
「かざぐるま」を意味するカジマヤーは、数え年97歳のお祝いで、地域から盛大にお祝いをされます。
「子を育て、孫、ひ孫を見守ってくださってありがとうございます。
 これまでの長い人生、たくさんの苦労もしたでしょう。   
これからは童心に戻って、楽しい余生をお過ごしください」
ということで、頭巾にチャンチャンコ姿で、手には大きな赤いかざぐるまを持ち、オープンカーで集落内をパレード。
ね、盛大でしょう。
そして、お年寄りが元気で大切にされる、沖縄らしいさわやかな行事ですよね。

このお祝いの時期は地区によってマチマチですが、今回の大浜地区のおじぃちゃんは、トシビー(生まれ年のお祝い)の日の朝に行われました。
トシビーは、数えで13歳、25歳、37歳、49歳、61歳、73歳、85歳の人たちが、旧正月後の生年の十二支にあたる日にお祝いをします。
今年は亥年なので、亥年の人たちが亥の日にお祝いをしたというわけです。

以下は、ホテルで働いている大浜地区の25歳(数え年なので、実際は23才ですが)の女の子の証言・・・

「朝6時半から起きて着付けをして、お祝いのあとは同窓会で夜中まで飲んで疲れました〜。
 公民館の会場の準備とかも手伝って、高いところに登ったりもしたんですけど、振袖で危ないからって、すぐに下ろされちゃいました。
5年生(数えで13歳)は子供獅子をやったんですけど、ウチの代の余興は校歌ダンスをやりました。 
他の地区は、1万円とか1万5千円のところとかもあるみたいだけど、大浜の会費はウチの代は2万円でちょっと痛かった・・・。
でも、じぃじ、ばぁばからは会費取らないんで、その折詰分とかもウチらの会費で賄ってるんでしかたないです」

「え、振袖で会場設営すんの?」
「え、余興もやっぱりあるんだー」
「え、祝われる人がお金払うの?」
と、その子を囲んだ女性陣(オール内地出身者)は、目を丸くしっぱなし。

どうやら、生まれ年の人たちが準備をし、進行し、余興もし、出資もし、そして祝われるようです。
生まれ年の生まれ年による生まれ年のためのお祝い、ということでしょうかね。

もちろん、その地区の生年の人が全員参加というわけにはいかないでしょうが、12年に1度はこうやって祝いの座を設けて地域の絆を強くするというシステムも、沖縄ならではですね。
沖縄はやっぱり深い。
と、再認識してしまったナイチャーヤドカリなのでした。

ホテル日航八重山
http://www.nikko-yaeyama.com


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