戦争マラリアのお話
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![]() 『沖縄戦の集団自決に日本軍の強制があった』とする記述を教科書から削除しようとしている問題で、そんな歴史歪曲は許せない!ということで、11万人もの県民が集まりました。 これは復帰後最大の規模だそうで、県民の意識の高さと怒りがうかがえますね。 同じ昨日、石垣島でも3500人が新築のアリーナに集まって、郡民大会が行われました。 宜野湾の県民大会に比べると小さく感じますが、八重山郡の人口が5万人ちょっとと考えれば、なかなかの規模かもしれません。 八重山では集団自決事件の慶良間諸島のような米軍の上陸はなかったし、空襲の被害も比較的少なかったのですが、戦争マラリアという特殊な被害がありました。 軍の命令で八重山の島人たちはマラリアの有病地帯に強制疎開をさせられ、多くの島人が発病して亡くなりました。 特に波照間島では、教員として島に入って来た山下虎雄という軍人に、全島民が強制退去をさせられました。 「疎開中に敵の食料になってはいけないから」と、当時さかんだったカツオ工場や家畜はことごとく処分され(実際は、日本軍の食料になったそうですが)、疎開から島に戻った後も食料難で栄養不足の中、マラリアが蔓延し、島人の98%が罹患、3分の1が犠牲になりました。 数年前にできた『八重山平和祈念館』の戦争マラリアの資料でも、強制疎開が軍命だという記載が改ざんされている、という問題がありました。 八重山の人たちは自分の意思で疎開をしたわけではないし、慶良間の人たちは自分の意思で集団自決をしたわけではありません。 その意味では、戦争マラリアも集団自決も同じ問題です。 真実とは違うことが教科書に載ってしまって、後世の子供たちに伝えられてしまうとしたら、悲しいことですね。 ましてや、目で見て体験して来たオジィやオバァはまだ健在だというのに。 自分の歴史を否定されるオジィやオバァは、どんな気持ちなんでしょうね。 珍しく、ちょっとまじめに考えてしまったやどかりなのでした。 ホテル日航八重山 http://www.nikko-yaeyama.com ![]() ![]() |
台風の爪あと
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![]() 今回西表島は目に入ってしまったくらいの本当の直撃でした、島発行の新聞でも電柱が何本も倒れ、電柱の中心に入れているワイヤーが剥き出しになっている写真が出ているほどでした。 西表島観光のコースもほとんどのコースが催行されているけども、実際はどの程度通常どおりになっているのかなあ・・・と思ってましたら、 やはり島のいたる所で、電力関係の業者さんが復旧作業に追われてらっしゃいました。 その近くでカメラを向けるのが申し訳なく、ちょっと遠目の画像ですが、雰囲気は伝わりますでしょうか・・・?(画像をクリックして拡大していただいたほうがわかるかも?) この道路のあたりは直接海風があたるような所で、海からの暴風で山側に電柱が倒れ、ガードレールに直撃していてガードレールの破損もひどかったです。。。。。 完全に元にもどるには、まだもう少し時間がかかりそうな感じでした。 「現場から?雰囲気をお伝えいたしました!」 byやどかり ![]() ![]() ![]() ![]() |
今年も来ました「観月屋台村」
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![]() とぅばらーまの唄声と 響く心に、思ひ深し 旧暦の8月15日(十五夜)、今年は9月25日にあたりますが、石垣市主催の「とぅばらーま大会」はその二日前の9月23日に真栄里公園で大々的に開催されます! どうして、二日前の23日に開催するのかと云うと、「とぅばらーま節」と云う民謡の歌詞に「月ぬ美しゃ〜 十日三日月(月が美しいのは十三夜月)」と謡われているように、昔から八重山では「十三夜月が一番美しい」にちなんでいます。 例年盛り上がるこの大会ですが、さらにその前夜祭として、22日には「とぅばらーま」発祥の地、登野城の「あこー木」の下で、八重山の名だたる唄い手があつまり、各々に唄を披露したりしてこれまた毎年盛り上がっています。 ある年の前夜祭には、石垣市長の大濱長照さんが、牛車にのって登場したりしたこともあるほど、ほがらか〜な感じで進む前夜祭ですが、今年はどんな趣向がこらされているか楽しみにしているヒトもおおいはず! 何度聞いても心に響くとぅばらーまですが、歴代とぅばらーまチャンピオンたちが一堂に会して、トップオブとぅばらーまの歌声を披露してくれる観月屋台村が今年もやって来ました! 今年は総勢13名の歴代チャンピオンを招いて開催されるこのイベントは、今月24日、25日と2日間開催されますので、お時間のあるかたは、是非このトップオブとぅばらーまの競演を堪能しにお越し下さい。 お待ちしておりま〜す。 ホテル日航八重山 http://www.nikko-yaeyama.com ![]() ![]() |
台風12号到来!
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![]() 直撃ではないものの、近くを通ったり、八重山を暴風域に巻き込んでいった台風は、昨年から数多くあり、そのたび色々な被害がありましたが、今回の12号は強さもかなりのもので、昨日の予想では「瞬間最大風速70mも!」というニュースに、去年の13号の被害や影響を思い起こし不安になりました・・・・ 強くなりはじめたのが、日本近海ということもあり、不安をあおる時間もないまま通り過ぎ、本日夕方には暴風警報も解除され、なんとなく騒ぎも静まりつつありますが、我がホテルも、あちらこちらで影響(被害)がでております。 ちなみに、かなりの横殴りの雨に、ある調理場の天井から大量の雨水がしたたり落ち(スタッフ曰く「外歩いているのと変わんないくらいキッチンにジャージャー雨が降っていたよ!」ってくらい)、今日の朝食に影響が出そうになったりと・・・ ※幸い、知恵をだしあって、あの手この手で対応できましたが・・。 八重山では停電世帯が一万戸以上! 明日以降の復旧作業にかかわるミナサマご苦労様ですm(_ _)m 台風12号のもたらした多方面への影響は、明日以降、我がホテルをはじめいろいろと判明してくる思いますが、八重山とわがホテルをこよなく愛する皆様、明日以降のブログでご確認下さい! どうか被害が少なくて済みますように! いい影響(あんまりないケド)はたくさんありますように! う〜と〜と〜 う〜と〜と〜 ホテル日航八重山 http://www.nikko-yaeyama.com ![]() ![]() |
島素材のごはん
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![]() これは先日ブログでもお伝えしたパナリの上地島(かみちじま)で食した昼食です。 島のおばーが作ってくれた手作りごはん! 聞くとほとんどが島で採れる素材で作られているようです(お米やポークなどは違いますが^^;)。 画像をクリックして頂くと大きく表示され、雰囲気がもっとわかるでしょうか・・・?? 黒紫米入りごはん、もずく、パパイヤチャンプルー、漬物(これは市販のものデス)、海鮮入りサラダ、島かぼちゃの煮物、アーサ汁と見た目も量も盛りだくさん! ごはんの炊け具合もちょうどいいし、パパイヤもなんだかやわらかくて食べやすい♪ 海鮮サラダにはギーラ(シャコ貝)やタカセ貝が!(←島の高級食材デス!!) アーサ汁もアーサがこれでもか!という位入っているし、トッピングで揚げた魚や豆腐やポークも入っていました。 島かぼちゃは煮くずれしやすいのですがそんなこともなく、見た目の形も舌触りもちょうどいい感じ。 おばーたー(「おばー達」の意味です)がとても気を使って作ってくれているのがわかりました(*^。^*) 沖縄料理は独特な食材を使ってたりするので、本土の方にはなじみが薄いかもしれませんね。。。しかし、オキナワにいらっしゃったら是非一度は味わって頂きたいものです♪ 体にやさしい食べ物も多いです。 そしてやはりその土地でとれるものは、新鮮でオイシイ!と思うやどかりです。 今回は日帰りツアーの下見で行ったのですが、 海で遊ぶ一日ツアーの昼食は通常お弁当が多いのです。 このツアーも例に漏れず弁当になりますが、 500円アップ料金でこの昼食が選べるとの事。 その場で配膳してくれるのも、美味しく感じる所でしょうか? このコースは内容もよかったし、来年の夏にはホテルツアーデスクにてご提供できるかもしれません??? ・・・いえ、決して昼食につられた訳ではないですよ(;^ω^A ホテル日航八重山 http://www.nikko-yaeyama.com ![]() ![]() |
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