愕然
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渾身の記事を書いたのに、間違って削除してしまいました・・
気を取り直して、もう一度書き直し。 ぽちっと投稿ボタンを押して、ほっとしたのもつかの間、タイトルが変だったので、修正をして投稿し直しました。 そしたら、まさかの本文が消えていました・・ 茫然自失 3回目書こうかどうか迷っています・・
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久しぶりにトランプさんの話
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昨日久しぶりにトランプさんが公に姿を現し、浪花節ならぬトランプ節を炸裂させて、支持者を喜ばせたようです。
そして、2024年の大統領選挙に出馬することを示唆する発言をしたとか。 2024年というと、トランプさんは78歳になっています。 昨年の大統領選挙を戦った時、当選したバイデンさんは77歳でした(就任時は78歳)。 あの時、トランプさん本人はもちろん、支持者の方たちは声をそろえてバイデンさんが高齢であること、「認知症の疑い」などについても盛んにネタにしていました。 トランプさんが3年後出馬するという話に対しては(今のところ未確定ですが)、支持者の方から彼の年齢を不安視する声はまだ聞こえてこないですね。 確かにますますお元気そうなので、私も心配はしていませんが(別の意味で心配していますが)、あれほどバイデンさんの年齢を揶揄していた人たちは、二枚舌でないことを願っています。 ところで、今日から3月に入りました。 熱狂的トランプさん支持者の間に、以前から「3月4日にトランプさんが第19代アメリカ共和国大統領になる」という話がありました。(こちらの記事を参照のこと) 取り上げるほどの内容とは思わないのですが、最近大変ありがたいことにこのブログを読んでくださる方が増え(M先生感謝します!)、もしかしたら、上記の言説を信じておられる方が訪問してくださっているかも、とふと考えました。 なので、そのような方々の参考になればと思い、少しだけ書きますね。 昨年11月の米大統領選挙は、バイデンさんがトランプさんに700万票以上の差をつけて勝利しました。 選挙前から不正選挙だと散々叩かれ、トランプ陣営は何度も選挙の無効や不正を司法に訴えましたが、ことごとく退けられました。 そして12月にはその開票結果通りに選挙人投票が行われてバイデンさんの勝利が事実上確定し、1月には大騒動がありましたが上下両院議会でバイデンさんが正式に承認され、その月の20日には就任式と相成ったわけです。 その間に、熱狂的なトランプ支持者の一部では、「世界緊急放送システムを作動」「大物政治家や有名人を大量逮捕」「就任式の日は大覚醒」「バチカンが黒幕」などなど、あまりネット情報に接していない人たちからすれば「ちょっと何言っているか分からない」様々な説で盛り上がり、「いよいよ〇月〇日にそれが起こる!」「めっちゃ楽しみ!」と期待が高まっていました。 そこまでは入れ込んでいない人たちも、シドニー・パウエル弁護士が「クラーケン」を放ってバイデン陣営の不正を暴くこと、トランプさんが戒厳令を発令すること、ペンス副大統領が土壇場で選挙結果を認めないことなどに期待を寄せる向きはかなりありました。 しかし、これらの期待は一つも叶いませんでした。 ゼロです。 占いや偽預言の類でも、まぐれで一つ二つは当たるものですが、これだけ見事に外すのも珍しいです。 これは何を意味しているでしょうか? 最初から根拠のないデマだったということではありませんか? よく、「不正がなかったというなら、その証拠を示してみろ!」と息巻く人がいます。 これはいわゆる「悪魔の証明」と呼ばれているものです。(こちらにとても分かりやすい解説がありますので是非読んでください。) 最初に「不正があった」という人が、まずその不正の証拠を提示する必要があるのであって、「不正がない」という証拠を提示する必要はないし、そもそもそれはとても困難です。 「不正があった」とする人たちが証拠として挙げたものは、動画や宣誓供述書など何十もありました。 しかし、一つとして証拠採用されず選挙結果を覆すに至らなかった理由は、「それらは証拠としての基準を満たしていない」からに過ぎず、司法の怠慢でも、裏取引があったわけでもないと考えるのが普通でしょう。 前に書きましたが、司法に携わる人たちの中には共和党を支持する人も民主党を支持する人もどちらも同じようにいるからです。 3月4日のことに話を戻します その日何が起こるでしょうか? なにもないです・・ それはもう、100%自信あります。 これまでと同じように、デマに過ぎないからです。 しかし残念なことに、Qアノンをはじめとする陰謀論グループは、自分たちを信じ続ける人たちがい続ける限り、どれだけ予言を外しても、反省することも弁明することもなく、これからも新しい日にちを設定して、「〇〇が起こる!」と言い続けるのでしょう。 私は、どんな突飛なことであっても個人がそれを信仰する分は構わないと思います。 日本では信教や思想の自由が保障されています。 しかし、もはやこれらの言説は様々なところに悪影響を与えています。 多くの家族に分断が生じ、中には離婚になったケースも聞いています。 私の身近なところにもあります。 ツイッターで「拡散希望」とハッシュタグをつけてこのような投稿がありました。 投稿者の母親が陰謀論にドはまりして、以下のようなラインを投稿者に送ったようです。 ![]() ![]() ![]() 信じていない人たちからみると、「なんじゃこりゃ?」と思うと思いますが、このツイッターにぶら下がっているコメントを読むと、さらに驚きます。 この内容を支持する人たちが少なからずいるからです。 日本社会のかなり深いところにまで入り込んでいると想像します。(ちなみに一つだけ突っ込みを入れると、「海外ではみな常識」っていうことは全くないことは保証します。) どうすればいいのでしょうか? 一にも二にも、ファクトチェックです。(たとえばこちら) 元ネタ(一次資料)を探すことも大切です。 一つの説に対し、それを支持する内容のものだけではなく、反対の説にも目を通してみることです。
さらにいい意味で「批判的に」情報に接することも大切でしょう。 それを繰り返すことで、メディアリテラシーが身につくと思います。 もしこれを読んでいるあなたが、上記の説を信じていたら、ぜひ参考にしていただきたいと思います。 反論などがあれば、コメントでお待ちしています。 ![]() ![]() |