牧師、宙を舞う
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昨日は所属連盟主催小学校高学年デイキャンプでメッセージのご奉仕。 キャンプ場を使って行われた小学生に大人気のゲーム「逃走中」に、私がまさかのハンター役の一人で参戦。 ゲームスタッフからの「最後の2分間だけです」という要望にしぶしぶ承知した格好ですが、フィールドに出てみるといきなり車の陰に隠れている男の子発見。 無駄だと思いつつ追いかけると、思いのほか私がじわじわと差を縮めたので、ついテンションアップ。 これはタッチできると思ってつい深追いをしてしまいました(ここでやめとけばよかった)。 木立の中、建物の脇を走りすぎたら、視界が開けたところに大きなくぼみが・・ 「あ、やばい、こける・・!」と一瞬思ったときには遅すぎました。 次の瞬間私は宙を舞っていました。 こんな見事なダイブは一体何十年ぶりでしょうか。 もちろん着地失敗。 顔面と右半身を強打してしまいました・・ 右目の外側に大きな切り傷ができましたが、感謝なことにそのほかは擦り傷のみで、午後からのメッセージには支障がありませんでした。 いえむしろ、受難週に合わせたメッセージを語らせていただきましたので、私自身が受難の意味を身をもって体験するという、まさかの体を張った奉仕になりました。 (イエス様の受難と比べるのは大変失礼であることを重々承知の上で) 帰宅後打撲の跡がじわじわと痛み始め、特に顔面に鈍痛と不快感があり、翌日の聖書の学び会の準備がとてもできそうになく、教会の皆さんにキャンセルの連絡を入れました。 今年度最後の学び会で、しかも黙示録の最終章の学びだっただけに断腸の思いでしたが、皆さんが理解してくださり、お見舞いの言葉もたくさんいただいて有難かったです。 今日は痛みも腫れもだいぶ引いています。 癒し主なる神に感謝します。 明後日の受難日特別祈祷会は無事に開催できますように。 それにしても50代のおっさんが、準備運動もなしにいきなり全力疾走とは、いやはや・・。 コケて当然です。 カズの偉大さがわかりました。 ![]() ![]() ![]() |
クリスチャンの反応
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今日3つ目の投稿・・( ´∀` )
前にこの動画を紹介しました。(預言者たちの声を聞く) この動画の中でトランプが再選すると「神からの啓示」を受けて預言した「預言者」たちは、これからどのような反応をされるのでしょうか。 先ほど、私が登録しているチャンネルのある動画を見ました。(こちら) ラジオ番組のDJをしているマイケル・ブラウンという人はペンテコステ系の神学者です。 実は、この人と、私の神学校時代の恩師であるクレイグ・キーナー先生の共著である終末論に関する本を翻訳中なのですが、ブラウン先生自身は、これまでの動画で何度も自身がトランプを支持していることを明言しています。 ところが、昨日のDCでの暴動を受けて出した動画では、完全にトランプさんに怒り心頭。 「この暴動の全責任はトランプにある!」 「このような形で選挙結果を覆そうとするのは間違いだ。」 「彼は危険な国粋主義者だ。」 「彼が再選すると語った預言者は全員間違っていた。」 と、得意のマシンガントークでトランプさんを完全に糾弾。 すっかり、トランプさんに愛想をつかしてしまったようです。 このように、トランプさんの本性に気づいてそれをSNSでシェアしてくださる人はまだいいと思います。 しかし、そのような人ばかりとも限りません。 ツイッターでは、早速「ペンスはトランプを裏切った」という趣旨の投稿がたくさん見られますし、トランプさんのアカウントを凍結したツイッター社やフェイスブック社に対して、「言論封鎖」だとか「中共の手に落ちた」と言って、この期に及んでなおトランプさんに忠誠を誓う人たちがいることがわかります。 日本のクリスチャンはどう反応するでしょうか。 昨日もある有名なクリスチャン弁護士が、ツイッターで「私はトランプの再選を信じる。神が彼を選んだからだ」みたいな趣旨の投稿をしていて、私はげんなりしました。 なぜ、神がトランプさんを選んだとそこまで自信をもって言えるのでしょうか。 トランプさんのこれまでの差別的な発言、人格攻撃、自己中なふるまいには一切目をつむるのでしょうか。 一国の政治家が誰になるかを、すべて神がお決めになるのでしょうか。 もちろん、自分の支持する政治家が当選するように祈ることも、祈るように呼び掛けることも自由です。 しかし、少なくとも祈った結果として、相手候補が選ばれたならば、なぜそれを神の御心と受け取ることができないのでしょうか。 いみじくも、トランプさんが大統領であった4年間、アメリカや日本の原理主義的クリスチャンが、ローマ書13章1-7節の「人はみな、上に立つ権威に従うべき」を盛んに引用しているのを見かけました。 そうやって、反トランプ的発言をするクリスチャンを牽制してきたのです。 今まさにこの御言葉はブーメランのように、それを発した人たちに帰ってきているのではないでしょうか。 たとえ支持しなくても、これからは新しく選ばれた大統領のために祈っていくべきだと思います。 その上で、もしバイデンさんが正しくない政権運営をしたら、厳しく問いただしたらいいのではないでしょうか。 そして2024年の選挙で共和党候補を応援したらいいと思います。 それが民主主義というものです。 今日一日でだいぶいろんなことを書きました。 偉そうに書いていますが、私も決して政治に明るいわけではありません。 一クリスチャンとして、一牧師として、気づいたこと感じたことを文字にしているだけです。 何か間違ったことがあれば、ご指摘いただければと思います。
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仕事納め
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うーん、予想していない形での仕事納めとなりました。
前理事の一人として、所属連盟の臨時理事会に陪席をいたしました。 ややシリアスな議題があり、これは前理事にも何らかの責任があるのでは?ということで呼ばれました。 年明けてからも議論は続きそうです。 連盟の理事は全員で7人。 任期は2年で最長2期務めることができます(つまり連続最長4年)。 でも、立候補する人はほとんどいません。 事前に推薦を受け、一応承諾をした上で、総会にて投票で選ばれます。 ちなみに推薦を受けた人はほぼみんな総会に代議員として出席しますが、牧師だけではなく、その教会の役員も多く出席します。 ところが結果的に選ばれるのはほぼ牧師です。 牧師は聖書や信仰のことに関してはよく知っていますが、組織運営や事業については残念ながら素人です。 これが問題で、大切な事業経理のことなどを、事情に明るい代議員から突かれたときにうまく答弁できないという事例が発生したりします。 単純に知識と経験不足なわけですが、やや熱めの信徒さんからすると「責任の所在はどうなってるの?」的なご指摘をなさったりするわけです。 11月に行われた総会でそのようなことがあり、執行部である理事の皆さんはご答弁に苦慮されていました。 その時に未承認となった議題を引きずる形での今日の臨時理事会だったのです。
個人的に言わせていただけるなら、フルタイムで牧師をしながら本来の専門外のことについて責任を負わされるのはなかなかしんどいです。 代議員の皆さんには、最初から事情に明るい適任者を理事として選んでほしいと思います。 牧師が数人入るくらいならいいのですが、ほぼ全員牧師というのはかなり危険です。 問題意識を持ち、事業や組織の在り方に明るく、労苦をいとわない牧師以外の信徒の方々がぜひその責任を担っていただきたいと思います。 信仰やいわゆる「霊性」も大切ですが、それで組織運営するわけではないですから。 ![]() ![]() |
クリスマスを迎える中で
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今年のクリスマスは本当にくるしみます・・(定番ギャグ)
どこまで新型コロナの対策をすればいいのか、ということなんです。 先日20日に無事にクリスマス合同礼拝と祝会を執り行うことができました。 教会堂は狭すぎるので、礼拝と祝会の両方とも、お向かいの自治会館をお借りして十分に間隔を開け、換気を行って実施しました。 小さな教会にとってこのようなホールがすぐ近くにあることのメリットは計り知れません。 本当に有難いことこの上ないです。 結果としては予想していたくらいの人数である50人くらいが集まり、弁当の数も足りて、ばっちりだったと思います。 始めて来られた方、久しぶりの方もおられました。 導いてくださった神様に心から感謝します。 ご奉仕してくださった方々のご労にも感謝です。 次は24日のキャンドルサービスとキャロリングです。 キャンドルサービスは、YouTube Liveで生中継と録画配信のハイブリッドで行うことになりました。 聖歌隊は教会堂に全員集合し、聖句朗読や詩朗読は事前に撮った録画を流す、という風に。 今日と明日で編集作業を一気に行います。 キャンドルサービス独特の厳かな礼拝の雰囲気が、YouTube配信でも味わえることを期待しています。 (ただし、礼拝のような公開設定はせず、限定公開と致しますのであしからず。) キャロリングについては、小禄地域で最も大きな商業施設から、先ほどようやくキャロリングをやってもいいという許可が得られました。 道行く人が少しでも足を止めて聖夜の讃美歌に耳を傾けてほしいと思います。 そんなこんなでコロナ禍に翻弄された一年が過ぎようとしています。 信仰が試され、教会運営の柔軟性、適応性が求められた一年であったかと思います。 5月の総会で選出された新しい役員の皆さんがそろって普段からSNSをよく利用されている方々なので、様々な緊急事態にもオンラインですぐに意見交換ができ、迅速に対応できたことは神さまの大きな恵みに他なりません。 時宜を得た助けを神様は与えてくださいます。 まだまだコロナの影響は続くと思いますが、新しい年も神様の守りを得て、神様の祝福のうちに宣教・牧会に勤しんでいけたらと思います。 ![]() ![]() |
すべての時
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今日から12月です。
私の今日の一日は、祈り会でいつもお祈りの課題に挙げられ、みんなで癒しのためにお祈りしていたF姉が天に召されたというラインメッセージから始まりました。 しばし、F姉のことを思い起こしました。 年齢的には、十分に地上での生涯を全うしたと言えますが、もう二度と地上では会えない辛さはどんな時でも悲しく寂しいものです。 F姉は、私の実家があった大宜見村でほぼ毎月行われていた家庭集会に娘と一緒によく来られ、お得意の昆布の煮つけを大量に作って持ってきてくださっていました。 シンプルな味付けでしたが、それが実に素朴でおいしかったです。 特に年々私の頭の毛が寂しさを増していく中で、無駄な抵抗とは知りつつも、私は誰よりもたくさんいただいていました。 そして戦前、戦中、戦後と苦労を背負って生き抜いてきた話、その人生の途上で出会ったイエス様への感謝を繰り返し語ってくださいました。 お顔のしわの数だけ、神様の恵みが刻まれているように思えました。 主の御許に召されて、すっかり平安を得ていることでしょう。 F姉のご家族に神様の慰めが豊かにありますように。 「何事にも時があり 天の下の出来事にはすべて定められた時がある。 生まれる時、死ぬ時 植える時、植えたものを抜く時 殺す時、癒す時 破壊する時、建てる時 泣く時、笑う時 嘆く時、踊る時 石を放つ時、石を集める時 抱擁の時、抱擁を遠ざける時 求める時、失う時 保つ時、放つ時 裂く時、縫う時 黙する時、語る時 愛する時、憎む時 戦いの時、平和の時。」 (コヘレトの言葉3章1−8節)
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