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新型コロナワクチンは安全か(2)
2021/03/18 23:01:33 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 時事ネタ
新型コロナワクチンは接種して大丈夫でしょうか?

「断固拒否!」という方を時々お見受けします。
前々回のブログに書きましたが、科学的な理由(思い込みも含めて)、宗教的な理由、感覚的な理由がその背後にあるように思います。
その中で医学的科学的な理由でワクチンを打たないと言っておられる方をもう少し分析しながら、実際にはその理由は医学的でも科学的でもないという話をしたいと思います。

とは言うものの、繰り返しますが私はその道の専門家ではなく、あくまで私が調べて理解できた範囲で述べさせていただきます。

医学的理由による典型的なワクチン拒否の動画をまずご覧になってください。

最初に指摘したいことですが、ネガティブな情報だけを濃縮して動画に挙げながら、最後には「打つ打たないは自由ですが、一つの判断材料にしていただきたい」と結論付けています。
恣意的すぎません?
否定だけしておいて「自分には責任はありませんよ」というスタンスはいかがなものでしょうか。
参考にというなら、当然メリットも同様に判断材料としてあげなければ公平な判断ができないと思うのですが。

ということで、動画で特に強調している3つの点について反論を試みたいと思います。

人間の遺伝子組み換えに繋がる?
今日本でも接種が開始されているファイザー製ワクチンやモデルナ製ワクチンはmRNAワクチンという新しい種類のワクチンです。
これについてはよくDNAに取り込まれて遺伝子を書き換えてしまうのではと心配される方がいて、「遺伝子組み換えワクチン」と呼んで警告を発する人がいます。
調べてみると、もし遺伝子組み換えワクチンと呼べるものがあるとすれば、その代表的なものはmRNAワクチンではなく、遺伝子を組み替えた酵母を使ったB型肝炎ワクチンだということ。
ちょっと驚きです。
このワクチンについては私は詳しくは説明ができませんが、一つ確かなことがあります。
私はこれを30年近く前に接種しましたが、今現在まで健康そのものだということです。
いやまさか、最近頭頂部の髪の毛が薄くなってきたとか、体重がやや増加気味とか、忘れ物をすることが増えたとかは、その時のワクチンの副反応ではないですよね。(笑)
少なくとも因果関係を特定できるほどの悪影響はなかったと100%断言できます。

さて、mRNAワクチンですがこれは遺伝子組み換えワクチンではありません。
というのは、合成されたmRNAは人の体内でたんぱく質を作る働き(翻訳)をしますが、その過程で遺伝子組み換えは起こらないからです。
というより、そういう技術を使っていないのです。
mRNAがDNAに取り込まれる(逆転写される)ことは極めて低い確率の条件がいくつも重ならない限り起こりません。
DNAは多くの情報が詰まった一冊の本にたとえられますが、mRNAはいわばその一部をコピー機でコピーした紙にすぎないのです。
コピーされたペラペラの紙がまた本になることはないことは理解できると思います。
上記の動画では、特殊な遺伝子組み換え生物の写真をたくさん見せて恐怖心をあおっていますが、悪意のあるミスリードです。
詳しくは、バブ先生ことワクチン・免疫学の第一人者峰宗太郎先生がわかりやすく説明してくださっています。

一度変化したDNAは二度と戻ることはない
そもそもDNAが変化すると言い切っているところから誤りです。
DNAが変化するのではなく、人工的に作ったmRNAが細胞内に入ってスパイクタンパクの抗原を作り、ウイルスに対する免疫反応を働かせるという仕組みです。

もう見飽きるほど見させられた、あの太陽の形をしたコロナウイルスの外側の突起部分、あれがスパイクと呼ばれる部分で、mRNAワクチンはその部分の設計図です。
それを体内に取り入れると、その設計図を基に、ウイルスそのものではなく、ウイルスの突起部分だけが抗原として作られます。(この抗原は無害)
そうすると、その抗原を異物と認識した細胞内で、それを排除しようと抗体が大量に作られます。
その後実際に同じ突起を持つウイルスが入って来たときに、大量に作られた抗体が働いてウイルスをやっつけてしまう、という仕組みです。
峰先生はこのプロセスを防災訓練にたとえています。(つまり、予測される災害を想定した予行演習をさせることで、実際の災害が起こったときに対処できるように)

ウイルスそのものは体に入れないのに(なので他の種類のワクチンよりむしろ安全)、その一部を疑似的に作った上で免疫反応を起こさせるという、現代医学の粋を集めた優れたワクチンだと私は思っています。
さらに都合が良いことに、mRNAはもともととても不安定で、たんぱく質を合成したらその役割を終えてすぐに分解され体に残ることもありません。
ということで、この命題は最初から最後まで間違っています。

開発が優先され安全性が軽視
確かに今回のワクチンは開発から1年くらいで認証にこぎつけたことから、いくら何でも早すぎるのでは、と不信感を持たれている部分があります。
そのために、コロナは実は人工的に作られたもので、同時にワクチンも最初から出来上がっていて、このワクチンをある目的のもとに世界中の国民に接種させるための闇の組織による陰謀ではないか、という都市伝説に繋がっているのです。

しかし、これも調べればすぐにわかりますが、すでに20年前あたりからSARSやMERSと言った別のコロナウイルスによる疫病がたびたび発生していたことで、医学界ではこれらに対するワクチン開発研究というのは行われていたわけです。
mRNAワクチンもその過程の中で多くの実験を繰り返しながら技術的にはすでに確立され、準備が整っていました。
つまり、新型コロナが発見されて初めてゼロから開発を始めたわけではないのです。
さらに、世界的なパンデミックとなったことで、先進国の政府はワクチン開発のための投資を惜しみなく行い完成に向けての後押しをしました。
それが今回めちゃくちゃ早く製品化できた大きな理由です。

それでも、やっぱり臨床実験が少なすぎるとか、人間に対して初めて使用されるということで、安全対策を不安視する声は聞かれたわけですが、私はある報道番組で語っていた医者の説明がとてもストンと腑に落ちました。
日本の法律では、ワクチンが実際に認可受けるのに10年くらいかかるような仕組みだそうです。
もちろん安全面を十分に考慮した内容なのだと思いますが、あくまで平時であることを念頭に入れた法律だということ。
ところが現在日本をはじめ世界で起こっていることは、もはや平時ではなく有事だと。
有事には有事のための法律があるべきだ、とのことです。
確かにそうだと思います。
感染症が流行っていない平時であれば、たっぷり時間をかけて検査し、何重にも安全を確かめた上で製品化すべきでしょうが、人が毎日次々と亡くなって行くパンデミックのさ中、そんな悠長なことは言ってられないでしょう。
有事の際には、それに見合った法律が本来あるべきです。

そんなわけで、コロナワクチン接種を否定するこれらの代表的な意見は、決して科学的な見地に基づくものとは言えないし、むしろ世界中でこれまですでに何億回と接種されていて、その効果や安全性はすでに十分実証されていると思っています。
峰先生の動画でも説明されていますが、mRNAワクチンには他の種類のワクチンにはない優れた点が数多くありますので、心配な方は一通りさらっておくことをお勧めします。
門外漢である単なる一牧師に過ぎない者の御託ですから、これらを信じる・信じないはあなた次第です(出た、無責任発言!)
私が申し上げたいことは、いつものことです。
ネットで出回っている情報が本当かどうか、すぐにうのみにせず、科学的な見地からしっかりと調べてみるべきだということです。
多くの医師が関わって解説している新型コロナワクチンについてのホームページを是非ご覧になってください。(こちら

次回はワクチン接種の宗教的理由による拒否について反論したいと思います。


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ワクチンは悪者?
2021/03/16 23:15:56 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 時事ネタ
新型コロナワクチンではなく、ワクチン全般の話をします。
*私は医療者ではなく、いろいろなサイトを元に私自身が確信している部分について述べています。

私は20代のころ青年海外協力隊員としてザンビアに赴任する前の訓練期間に、狂犬病、破傷風、B型肝炎など、ずいぶんといろんなワクチンを打たれました。
アメリカで神学生として学んでいた時も、私や妻だけでなく、幼児だった長男もかなりガンガン予防接種を受けました。
その後、宣教師としてネパールに赴任する時も、家族全員、受けられるものは全部受け、赴任してからも現地で定期的に予防接種を受けました。
外国はどこも日本以上に徹底して予防接種を義務付けている印象です。(現在はそうでもないようですが)

幸い、我が家では誰一人重篤な副反応は起きず、今に至るまで心身ともに健康が支えられていることは感謝なことです。(一部の人が懸念しているように自閉症になった人はいません。)
ワクチンをたくさん打ったことで残念だったことを敢えて挙げるとすれば、献血をしようとしたときに何度か制限がかかってしまったことです。
例えば狂犬病ワクチンを打たれるとその後1年間は献血できません。詳しくはこちら

いずれにしても、私の個人的な印象としては、ワクチン接種はメリットの方がデメリットよりはるかに大きいということです。
個人的な印象と書きましたが、恐らくほとんどのまともな医療関係者であれば、同じように答えるでしょう。
(「インフルエンザワクチンの誤解」についての動画はこちら

ところが、教師や牧師にもいろんな人がいるように(笑)、医者も実に様々で、「ワクチンは打たないで!」と声高に叫ぶ方や、そのような内容の書籍を書いていらっしゃる方がおられます。
どういうわけか、全体としてみればめちゃくちゃ少数派であるこれらの意見の方が注目を浴びやすく、支持する人が多いという不思議な現象があります。
(「我が子にワクチン接種をさせない親から学んだこと」のビデオはこちら⇐かなりお勧め)

確かに、ワクチン接種には製薬会社の利権が絡んでいたり、政治的な思惑が潜んでいたり、単に効く効かないという問題だけではないということは私も理解しています。
しかし、たとえ裏事情や闇事情があっても、大げさかもしれませんが、純粋に一人でも多くの命を救いたいという思いで開発に携わってきた人たちの汗と涙の結晶を、簡単に否定すべきではありません。
かつて年間400万人の命を奪っていたとされる天然痘の撲滅はワクチンによらなければ決して達成できなかったものでした。
(天然痘ワクチンを開発したジェンナーは、ワクチンが高価になって人々に行き渡らないことを危惧して、ワクチンの特許を敢えて取らなかったとのこと。彼の父は牧師でしたが良心のある医療者がいることも忘れないでおきたいものです。)(こちらを参照)

効くか効かないかについては、多くの実験や臨床試験を重ねていきながら、きちっとしたデータを積み上げていく必要があることはもちろんですが、現在市場で手に入るワクチンのほとんどは、そのようにして多角的な検証に耐えてきたものであると私は信じます。

残念ながら、過去にはワクチンの開発や接種の過程でいくつかの失敗や過ちがありました。
ワクチンが原因で命を落とした方や障害を持ってしまった方がおられることは、十分に反省すべきで、その原因究明と再発防止を徹底することは科学者や政治家の使命であると思います。
だからと言って、ワクチンそのものを否定するのは医療否定ではないかと思います。

コロナパンデミック真っただ中の昨年4月に「市民レポーターからの逆襲」というタイトルの動画が出回っていました。(すでに削除されているので、現在は視聴不可です。)
これは、コロナ患者が殺到して病院がパニックになりどんどん死者が出ている、とニュースで報道されているが、実はそれはデマで、実際は病院はがらんどうだ、という趣旨の動画です。
確かに閑散とした病院の様子を映しながらレポートしていたので、リアルさがあり、SNSで拡散されてかなり反響がありました。

でも・・

実際に病院や医療現場から何百という生報告が映像と共に上がっているのに、それらが全部嘘であるということがあり得るでしょうか。
うさんくささ120%なので、早速この動画を作ったDana Ashlieさんについて調べてみると、この1か月前にはコロナは5Gの技術によって引き起こされたものだというクレームで一躍有名になっていて、名うての反ワクチン活動家でもあるということがわかりました。
彼女の主張は最近話題に上った陰謀論のほとんどをカバーしていると言っていいでしょう。
あるサイトでは、彼女は「すべての陰謀論の母」と紹介されていました。(こちらのサイト(英語))
そして、当然のことながら、上記の動画については、撮影しているシーンと、実際テレビ等で報道されている内容との隔たりの理由が早々にファクトチェックされ論破されていました。(英語版ですがこちらこちら

自説を主張するために、意図的に嘘をついて多くの人を惑わすのはもはや犯罪ではないでしょうか。
なんといっても命にかかわることです。
第三者がリツイートで拡散したりフェイスブックでシェアしたりすることも、結果的にそういうものに加担することになりかねません。
何度か申し上げていますが、まずは立ち止まってそれが真実かどうかの吟味をしなければなりません。

残念ながら、これらを事実だと主張する人たちはどんなに反証を試みてもほとんど見向きもしてくれません。
それどころか、上のようにバズッた動画が削除されると、その支持者たちは「事実を知られたくないから削除したに違いない」「闇の勢力が圧力をかけているのだ」と、ますます勢いづき、「信仰」を逆に深める結果になっている側面があるのが事実です。

それでも今のところ、ひたすら忍耐強く、こつこつと事実を提供していくしかありません。

次回は新型コロナワクチンについて考えたいと思います。


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新型コロナワクチンは安全か?(1)
2021/03/12 17:09:21 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 時事ネタ
前にも少しこの話題には触れましたが、いずれもう少し勉強してから取り上げたいと思っていました。
まだまだ勉強の途中ですが、現時点で私が感じていることを数回に分けて述べたいと思います。
一部は終末論とも関わることです。

実は2週間ほど前にある牧師からメールをいただきました。
訪沖中の某有名牧師による教職者向けの講演会が急きょ持たれることになったので、どなたでもご参加くださいとのことでした。
この有名な牧師のことはよく存じ上げていますし、動画もよく見ておりました。
個人的に教会をお尋ねしたこともあります。
しかし文面に書かれてある内容の一部が気になりました。
その一部をそのまま引用します。

「(前略)・・中国武漢で始まったコロナウイルス騒動に、mNRA(遺伝子操作)ワクチン(?)の接種の全国民への勧め、中国共産党による尖閣の実行支配に、アメリカ国防総省の「日本の尖閣主権支持」の撤回。世界がどんどん不穏になる中、一緒に集まり・・(以下略)」

講演会の案内という公的な位置づけの文章に、その内容とは恐らく全然関係のないかなり主観的な政治観を含ませるってどうなの、という点もさることながら、特に目についたのが「mNRA(遺伝子操作)ワクチン(?)の接種の全国民への勧め」という明らかにミスリード的な情報です。(mRNAではなくmNRAと誤記したのは単なるミスか、それとも間違って覚えていらしたかは分かりませんが。)
図らずも、現在日本人の間に見られるワクチンについての混乱や誤解が露呈しているのではないかと感じたのです。

私がいろいろなところから拾った情報によれば、日本でも始まったワクチン接種に関して、クリスチャンの間で「ワクチン接種?私はやりません!」と決めておられる方が、それなりの数いらっしゃるようです。
理由として考えられるのは次の三つだと思います。

1)ワクチンは体に毒だから
この意見には、そもそも一般的にワクチン自体が健康被害をもたらすものだからコロナワクチンを含むどんなワクチンにも反対、というワクチン否定派から、今回のコロナワクチン(ファイザー製やモデルナ製など)はあまりにも早く作りすぎているから安全性に疑問を感じるというもの、mRNAワクチンはDNAに取り込まれて遺伝子に悪影響を与えるのではないかというものなど、幾つかのバリエーションがあります。
一見すると医学的な見地に立っているようですが、大多数の医学的専門家が発信している科学的データに基づいた情報にはほとんど耳を傾けず、一部の過激発言をする方の情報のみをうのみにする傾向があります。

2)ワクチンは獣の刻印かも
ヨハネの黙示録13章以降に獣の刻印について書かれていて、それが何なのかいろんな説があります。(以前書いた記事を参照のこと)
ワクチンがそれではないか、というのは一部のクリスチャンの間ではまことしやかに流布されています。
これだけ早くワクチンが開発できたのは、ウイルスを人工的に作った闇の側の人間の陰謀であり、その中にマイクロチップや量子タトゥーを混ぜて世界を牛耳ろうとしているとか、首謀者の一人はビル・ゲイツで、すでにウイルスを使って人口削減を行っているとか、必ずしも獣の刻印とは断言せずとも、宗教がかった内容であることは確かです。
ワクチンは遺伝子操作だと信じるのもこのタイプです。
このタイプの方は、とにかくワクチンは絶対拒否で、周りの人も接種しないように強く勧める傾向があります。

3)周りに流されるタイプ
あまり主体的に考えるのが得意ではなく、身近な人がワクチン接種に否定的だと、自分も何となく不安に感じてそれに流されるタイプです。
または、未知なるものに強い不安を感じ自己防衛反応が働きやすいタイプです。
「あの人がこう言っているから」「万が一健康被害に遭ったら」と不安な面が先に出て、安全圏から物事の成り行きを見守るタイプかもしれません。
周りの多くの人が接種をして何も健康被害がなかったり、それによってコロナ患者が激減するなど、目に見える形で安全であることがわかってきたら、それに乗り換える可能性があります。

大きく3つに分けましたが、1)と2)について数回に分けて私の意見を述べたいと思います。
結論を先に言えば、現時点で私は一定の確信をもって「新型コロナワクチンは安全である」と信じます。
特に、mRNAについては高校生物の基本から読み直しをして理解に努めました。(私は物理専攻だったので分子生物学の勉強は初めてです)
図らずも、私たちの体の構造のち密さとデザインの素晴らしさを改めて認識させられ、創造主である神の業に触れることができたのは、思わぬ副反応・・いえ、副産物でした。

ブログを読んでくださった方の中に、ワクチン拒否派の方もいらっしゃるかもしれませんが、お付き合いくだされば嬉しいです。


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久しぶりにトランプさんの話
2021/03/02 00:39:42 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 時事ネタ
昨日久しぶりにトランプさんが公に姿を現し、浪花節ならぬトランプ節を炸裂させて、支持者を喜ばせたようです。
そして、2024年の大統領選挙に出馬することを示唆する発言をしたとか。

2024年というと、トランプさんは78歳になっています。
昨年の大統領選挙を戦った時、当選したバイデンさんは77歳でした(就任時は78歳)。
あの時、トランプさん本人はもちろん、支持者の方たちは声をそろえてバイデンさんが高齢であること、「認知症の疑い」などについても盛んにネタにしていました。
トランプさんが3年後出馬するという話に対しては(今のところ未確定ですが)、支持者の方から彼の年齢を不安視する声はまだ聞こえてこないですね。
確かにますますお元気そうなので、私も心配はしていませんが(別の意味で心配していますが)、あれほどバイデンさんの年齢を揶揄していた人たちは、二枚舌でないことを願っています。

ところで、今日から3月に入りました。
熱狂的トランプさん支持者の間に、以前から「3月4日にトランプさんが第19代アメリカ共和国大統領になる」という話がありました。(こちらの記事を参照のこと)
取り上げるほどの内容とは思わないのですが、最近大変ありがたいことにこのブログを読んでくださる方が増え(M先生感謝します!)、もしかしたら、上記の言説を信じておられる方が訪問してくださっているかも、とふと考えました。
なので、そのような方々の参考になればと思い、少しだけ書きますね。

昨年11月の米大統領選挙は、バイデンさんがトランプさんに700万票以上の差をつけて勝利しました。
選挙前から不正選挙だと散々叩かれ、トランプ陣営は何度も選挙の無効や不正を司法に訴えましたが、ことごとく退けられました。
そして12月にはその開票結果通りに選挙人投票が行われてバイデンさんの勝利が事実上確定し、1月には大騒動がありましたが上下両院議会でバイデンさんが正式に承認され、その月の20日には就任式と相成ったわけです。

その間に、熱狂的なトランプ支持者の一部では、「世界緊急放送システムを作動」「大物政治家や有名人を大量逮捕」「就任式の日は大覚醒」「バチカンが黒幕」などなど、あまりネット情報に接していない人たちからすれば「ちょっと何言っているか分からない」様々な説で盛り上がり、「いよいよ〇月〇日にそれが起こる!」「めっちゃ楽しみ!」と期待が高まっていました。
そこまでは入れ込んでいない人たちも、シドニー・パウエル弁護士が「クラーケン」を放ってバイデン陣営の不正を暴くこと、トランプさんが戒厳令を発令すること、ペンス副大統領が土壇場で選挙結果を認めないことなどに期待を寄せる向きはかなりありました。

しかし、これらの期待は一つも叶いませんでした。
ゼロです。
占いや偽預言の類でも、まぐれで一つ二つは当たるものですが、これだけ見事に外すのも珍しいです。
これは何を意味しているでしょうか?
最初から根拠のないデマだったということではありませんか?

よく、「不正がなかったというなら、その証拠を示してみろ!」と息巻く人がいます。
これはいわゆる「悪魔の証明」と呼ばれているものです。(こちらにとても分かりやすい解説がありますので是非読んでください。)
最初に「不正があった」という人が、まずその不正の証拠を提示する必要があるのであって、「不正がない」という証拠を提示する必要はないし、そもそもそれはとても困難です。
「不正があった」とする人たちが証拠として挙げたものは、動画や宣誓供述書など何十もありました。
しかし、一つとして証拠採用されず選挙結果を覆すに至らなかった理由は、「それらは証拠としての基準を満たしていない」からに過ぎず、司法の怠慢でも、裏取引があったわけでもないと考えるのが普通でしょう。
前に書きましたが、司法に携わる人たちの中には共和党を支持する人も民主党を支持する人もどちらも同じようにいるからです。

3月4日のことに話を戻します
その日何が起こるでしょうか?


なにもないです・・


それはもう、100%自信あります。
これまでと同じように、デマに過ぎないからです。

しかし残念なことに、Qアノンをはじめとする陰謀論グループは、自分たちを信じ続ける人たちがい続ける限り、どれだけ予言を外しても、反省することも弁明することもなく、これからも新しい日にちを設定して、「〇〇が起こる!」と言い続けるのでしょう。

私は、どんな突飛なことであっても個人がそれを信仰する分は構わないと思います。
日本では信教や思想の自由が保障されています。
しかし、もはやこれらの言説は様々なところに悪影響を与えています。
多くの家族に分断が生じ、中には離婚になったケースも聞いています。
私の身近なところにもあります。

ツイッターで「拡散希望」とハッシュタグをつけてこのような投稿がありました。
投稿者の母親が陰謀論にドはまりして、以下のようなラインを投稿者に送ったようです。





信じていない人たちからみると、「なんじゃこりゃ?」と思うと思いますが、このツイッターにぶら下がっているコメントを読むと、さらに驚きます。
この内容を支持する人たちが少なからずいるからです。
日本社会のかなり深いところにまで入り込んでいると想像します。(ちなみに一つだけ突っ込みを入れると、「海外ではみな常識」っていうことは全くないことは保証します。)

どうすればいいのでしょうか?
一にも二にも、ファクトチェックです。(たとえばこちら
元ネタ(一次資料)を探すことも大切です。
一つの説に対し、それを支持する内容のものだけではなく、反対の説にも目を通してみることです。
さらにいい意味で「批判的に」情報に接することも大切でしょう。
それを繰り返すことで、メディアリテラシーが身につくと思います。

もしこれを読んでいるあなたが、上記の説を信じていたら、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
反論などがあれば、コメントでお待ちしています。


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コロナワクチンは危険?
2021/02/12 16:46:50 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 時事ネタ
いよいよ日本にコロナワクチンが到着したというニュースが入ってきました。
日本でも今月半ばから段階的に接種が始まるとのことです。

このワクチンについて、そもそも接種していいものか、不安に思っておられる方が私の周りにもとても多いです。
「獣の刻印ではないか」という議論は今日は脇に置いておいて、医学的に安全かどうかの話をしたいと思います。
といっても、私は医療関係者ではなく、専門的なことは分かりません。
どこかに参考になるサイトはないかと思って探したところ、以下のサイトを見つけました。


国内外の病院に勤務されている7人の医療者の方々が運営しているサイトです。
特に参考になるのが、Q&Aのページです。
この中に多くの人が疑問に感じていることへの回答が書かれていますので、ご一読をお勧めします。

例えば、ファイザー社のワクチンとモデルナ社のワクチンはmRNAワクチンと呼ばれるタイプのものですが、これらを体内に入れるとDNAを書き換えてしまうのではないか、と懸念されている人がいます。
それについては、まったく問題がないことを科学的に説明しています。
また、開発から承認まで1年余りしか経っていないというのは、いかにも早すぎるのではないか?という疑問にも丁寧に答えています。

このご時世、こういったサイトに対して「この情報はフェイクだ」「ワクチンを強制的に受けさせるための罠だ」と懐疑的になられる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、専門家でもなく、ただ視聴者を増やしたいだけの無責任なYouTuberを信じるか、日々コロナと戦い、なんとかこれを鎮静化しようと努力をしておられる専門家の方々の意見のどちらを信頼すべきか、冷静に考えるべきではないでしょうか。


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