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反ワクチン動画への反論(1)
2021/10/26 18:46:46 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 時事ネタ
昨日挙げたブログ記事の一部を、今日はさらにぐ〜〜〜んと膨らませてみます。
「イギリスにおける感染者増=ワクチンは意味がない」派に対するより強めの、そして確実な反論です。

フェイスブックで繋がっているある方(めっちゃ反ワクチン派)が下記の動画のリンクを貼り、反ワクチンについて語っておられました。


最近はYouTubeのデマ動画に対する規制が厳しくなったので、隠語を使ったり直接表記しないようにしつつ生き残りを図っているようです。

久しぶりにこの手の動画を見てみました。
突っ込みどころ満載なので、遠慮なく詳細にそうさせていただきます。

自称「自然療法士」のルイさんは、イギリスで毎週発表している公式データを基に「分析」を試みています。
このデータはUK Health Security Agency(イギリス保健安全局)という国の機関がウェブ上で公開している資料で、この動画では42週目の資料(9月20日〜10月17日のデータを扱っている)について説明しています。


資料の説明に入ると、最初に
「・・12ページまでは、『お注射』の説明や、『お注射』の有効率は100%ではないからしかたがないなどの言い訳が説明してありますが、この政府機関が『お注射』推奨派なので、文句は言わずに無視しておきます・・」
と悪びれもなくおっしゃっていますが、

「えええっ??そこ大事じゃん!」

と私などは思うわけです。

「『お注射』(以降、ワクチンと書きます)推奨派だから無視する」って、「自分は反ワクチンの言うことしか聞こうと思わないし、動画を見ているあなたたちもこういったのは無視していいんだよ。」と堂々と宣言しているわけですよね。
そうだとは思ってはいましたが、まさかそうやって正面切って言われるとは・・
それにこの説明部分は後述するようにデータから必然的に導き出される内容なので、「言い訳」でもなんでもありません。

その後、資料13ページの表の説明に入ります。
各項目を説明した後で、またもやこのように言われます。
「・・そのお隣二つは、10万人あたりの接種と未接種の人数を書くことで『お注射』に効果があるとアピールするためのものとなっております。重要なのは、陽性と診断された方の接種状況が大事なので、関係ない人まで含めている右側2列は無視してお話しします・・」

いやいや・・・

そこ無視するんですか?(笑)
実数じゃなくて、両者を比較検討するために分母をそろえる必要があるわけです。
なので「ワクチンに効果があるとアピールするためのもの」という説明がそもそも誤りですが、実は大変残念なことをなさったなと思うのは、この右側の2列はむしろ反ワクチンの唯一の正当な攻めどころのはずなんです。
なぜなら、ある年齢層以上だと、10万人あたりの陽性者数は接種者の方が非接種者より多いというデータになっているので。

さらに、「分かりやすく」という理由の元に、もともと1回目接種者と2回目接種者を3つのグループに敢えて分けてカウントしているのを、「接種者」と一くくりにしてしまっています。
ワクチン接種を勧めているほぼすべての専門家や医療者は、2回目の接種後14日経つまでは、十分な抗体が産生できていないことを何度も繰り返し強調しています。
1回だけの接種はむしろ未接種に近い状態で、感染リスクは未接種者同様に高いという認識です。
なので、1回だけ接種した人や、2回目接種後14日経っていない人が感染してもブレークスルー感染とは呼ばないわけです。
ルイさんはそのことを十分ご存じの上で、このような恣意的な印象操作をなさっていると私は感じます。

そこで、(1)感染リスクの高いグループ[未接種者+1回接種後20日以内の人+1回接種後21日以上経過の人]と、(2)感染リスクの低いグループ[2回目接種後14日以上経過した人]というカテゴリーに改めて振り分けてカウントした場合、それぞれの人数と割合は次のようになります。(以降、私はこの方法で計算を進めます)

(1) 感染者全体の57.5% (2) 感染者全体の42.5%

ルイさんの分け方では、それぞれ51.9%と48.1%でしたので、ハイリスクグループが若干高めになりました。
それでも、思ったより差がないというのが実感ではないかと思います。

実はこれがイギリスの感染拡大における問題点として指摘されているところで、その理由については前回のブログで説明しましたし、このレポート自体にもきちんと解説がなされています。(続く)


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