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ダイヤ商人
2008/06/28 12:14:32 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 私の仕事の事
uppic
日本で宝石を販売しているところは沢山あります。百貨店や専門店、この頃はインターネットでも安く手に入れることができます。

さてさて、そのダイヤはどこから来るのかと言うと、それぞれの採掘原産地からベルギーのアントワープに集積されます。そこで研磨カットされ世界に広がっていくのですが、ここ最近、インドでも多くのダイヤが研磨されています。

どちらがいいかは別として、私はインド経由のダイヤを使用しています。

以前は、研磨されカットしたダイヤをユダヤ人が世界に広げたのです。これには悲しい理由があります。第2次世界大戦でドイツで起こったユダヤ人の迫害に危機を感じた人々が着の身着のまま海外逃亡する際に新天地ですぐに現金収入できるようにダイヤを皮膚の下にかくしたり、容易に隠せるようにダイヤを持ち出す事が起源とされています。

ユダヤ人のコミュニティーはそのダイヤビジネスで巨額の現金を動かせるようになり、世界の経済を影で操る事もできるようになったのです。

ベルギーになぜダイヤ原石が集まるかと言うと、それはカット技術が優れているからです。原石を最大限に生かせる職人技術が中世の時代から息づいているからです。

しかし、現在は技術も進み、原石を特殊なカットマシーンにセットすると、効率的なカットを自動的に計算し、ダイヤモンドを生み出す事ができるようになりその勢力図はグローバル化してきています。

日本にはインド出身のダイヤ商人が沢山住んでいます。そのような人と私は取引をさせてもらっています。

非常にシビアでまた独特の習慣・作法のある商談になるので一般の人は垣間見る事の出来ない世界です。

取引をしている社長です。日本に骨を埋める覚悟でビジネスをしています。インドに帰るという表現を嫌います。「インドに行く」と言います。息子さんも流暢な日本語を操り、奥さんも経理事務員として働いているファミリー企業です。

何がともあれ、信用が大切な世界です。紹介でも中々ダイヤを出してくれません。お金以上の信用を作らなければいけないのです。お金は次なのです。

シーブというダイヤのサイズを測るための「ふるい」を使い、重量を測る計量器で確認して、ルーペでダイヤ内部をチェックするので目利きが必要とされます。

このようなドラマを経て、ダイヤは一般市場に届けられるのです。それより、ダイヤからすれば、2億年かけて皆さんのところに嫁いで行くのです。そんな目で今度ダイヤを見てあげてください。
uppic
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