またか・・・・
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23日のニューヨーク原油市場は、産油国リビアで反政府デモが全土に拡大して治安部隊との衝突が相次いでいることを受けて、今後、原油の供給が滞るのではないかとの懸念が高まり、原油先物への買い注文が増えました。この結果、国際的な原油取引の指標となるWTIの先物価格は、最も引き渡し月の近い4月物で、一時、1バレル=100ドルちょうどに達しました。原油先物が1バレル=100ドルをつけたのは、2008年10月2日以来、およそ2年4か月ぶりのことです。一方、ロンドン原油市場でも、北海産の原油の先物価格の値上がりが続き、23日には、一時、1バレル=111ドル台まで上昇して、およそ2年5か月ぶりの高値をつけました。市場関係者は、「リビアで原油の掘削を行っているヨーロッパの石油会社が、生産を停止したとの情報が市場に伝わり、今後、供給が先細ることへの不安が広がった」と話しています。 ![]() ![]() |