カジキ部屋
ブルーマーリンキャッチ! 夕刻第2弾
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夕刻のブルーマーリン第2弾。
今回は思いがけず、すんなりとキャッチ出来ました。 前回夕刻のカジキとほぼ同サイズなのだが、固体またはフッキングの場所によって 随分と抵抗の度合いが違うものなのです。 ![]() |
自分のルーツ、木の香り漂う故郷、第一次産業の行方
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第2子恵君を迎えに故郷奈良へトンボ帰りの旅へ行ってきました。
何の因果か故郷奈良を旅立って沖縄は石垣島へ移り住み、早18年。 青春時代には少し居心地の悪かった実家が、今ほど有難く心休まる場所と 思った事はありません。 俺の父は、奈良県吉野郡に生まれ育ち、18才の頃から今までずっと 吉野の名産の材木である杉,檜などを製材する職人の仕事を続けています。 樹齢1000年を越す直径2,3mの巨木を柱、板などに製材する前に、 どの辺りに節(ふし)が在るとか、どういう風に製材すれば その木の価値が100%出せるのか、一目木を見ただけで読む事が出来る 本物の職人です。 そして今回、新しいオフィスのデスク、テーブル、飾り棚、看板などの材料を仕入れる為に、 材木市場へ行ってきました。 貯木場へ足を踏み入れると、あらゆる種類の木材が所狭しと並べられ、 場内は独特の木の香りが漂っています。 俺にはこの木の香りがとてもとても懐かしく感じて、香りだけで30年前の幼少時代に タイムスリップするのです。 父は50年近く杉、檜を毎日担いで製材し、出荷するという仕事を続けている為、 本人の体、車、衣類、全てに木の香りが染み付いていて、幼い頃 父の後を付いて回り、材木工場の隅で木の切れ端で遊び、夕刻になると 父に抱かれて家に帰ったあの頃が鮮明によみがえってくる香りです。 そんな木の香り漂う場内を右へ左へ物色開始。 ![]() 下の写真は栴檀(せんだん)。 南方原産の木で、石垣島でも見られる 硬く木目の美しい雑木。チークにも似た木目です。 ![]() これは杉。立派な天板が出来そうです。 ![]() その他、米杉、栗、桜、栃、メイプルなど沢山の材料を仕入れる事が出来、 こちらへ送られてくる日が楽しみで待ち遠しい。 ![]() 現在、日本の住宅事情は随分と様変わりし、コストの掛かる 日本家屋は減り、低コストの2×4式住宅などが市場を圧巻して、 建築材料としての高価な木材の需要というのが圧倒的に少なく、材木業界は衰退の一途を たどっているのが現状らしい。 無垢の木材は除湿、保温、空冷効果に優れ、ホルムアルデヒドなのど有害物質を吸収し、 日本の四季にあった素晴らしい建築材料だと聞くが、そういった自然の恩恵が 受けられなくなりつつある世の中というのはどうなのだろうとその話を聞いた時、 少し憂いを感じてしまった。 俺が携わる漁業(本業は遊漁船業、チャーターボート)も資源枯渇、魚の安値、原油高騰など 様々な問題が溢れていて、先は棘の道である。 先の見えない混沌とした時代だからこそ、人の営みの原点である物を見直すべき なのではないだろうか?と自問自答を繰り返していると、 こんな時間になってしまいました。 さあ、明日からは一人増えた家族4人での石垣島新生活の始まりです。 どんな珍事の毎日が待ち受けているか楽しみです! ではでは・・・・ |
5月のカジキ
4日間のお別れ
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飛び立つ飛行機の窓からは、カジキの住む紺碧の海が太陽の光を反射して、
きらきら輝いているのが見えた。 たった4日間のこの海とのお別れだけれども、すこし寂しい気持ちになってしまった。 ![]() |
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