2007/11/01 23:58:43 |
全般 |
昨夜は、八重山JCが主宰する『八重山塾』による緊急フォーラムと『八重山塾』の閉校式が行われました。 今回、八重山塾の閉校式の併せて開催した緊急フォーラムは、平成23年開港予定となっている、新石垣空港のターミナル計画が、ほとんど手付かずのままになっていることに、新石垣空港の事業主体者である沖縄県八重山支庁が危機感を持ち、八重山JCが、新石垣空港ターミナルのあり方について、八重山の世論を喚起して欲しいということで...沖縄県八重山支庁の兼島支庁長による講演を開催致しました。 兼島支庁長...以前、沖縄県本庁で、県内陸海空の交通施策全般に関わる部署を担当していただけあって、いわば...この分野の専門家でもあります。 ですから、話の内容は、的確で、聞いている側も、よく理解できました。 第三種空港(地方自治体が管理する地方空港)の現石垣空港は、利用客・貨物取扱量とも、全国の第三種空港の中では、ダントツの1位となっています。 平成17年度実績では... ○1位 石垣空港(滑走路1,500M) ○2位 岡山空港(滑走路3,000M) ○3位 富山空港(滑走路2,000M) 第二種空港との比較でも、北海道函館空港(189万人)と同じで、秋田空港(122万人)、高松空港(137万人)、高知空港(147万人)を上回ります。 沖縄県の新石垣空港の需要予測は、平成28年には、乗降客数224万人になると見込んでおり、新石垣空港の平成23年開港時から20年以上使用するとなると、ターミナルの規模は、約250万人利用を想定して造らなければなりません。 年間乗降客数250万人クラスのターミナルを有する空港は、長崎空港(240万人)、松山空港(255万人)、仙台空港(288万人)、熊本空港(298万人)クラスの規模のターミナルが必要となります。 では、そのターミナルの建設費用はどのくらいになるのかというと...函館空港ターミナルの建設費用が113億円、松山空港が81億円となっており...この中でも、2005年に新ターミナルビルの供用開始となった函館空港が、最も比較対照となりやすいのでは... 昨夜の講演で、兼島支庁長は...約70億円程ではないかと予測していましたが、規模によっては、函館空港並の100億近くに達するかもしれませんね。。。 全国殆どの空港ターミナルが、第三セクター等の株式会社が運営しているのに対し、現石垣空港は、施設によって沖縄県と石垣市、そして航空会社が管理しています。 すでに、昭和50年代前半に株式会社化していた宮古空港ターミナルが、10年ほど前に移転新築した際、基本計画から完成まで4年掛っていたことからすると、新石垣空港開港まで、約5年となった今、新石垣空港ターミナルのあり方、運営方法等々...やるべきことが山積しています。 昨夜の兼島支庁長の講演...焦りと危機感を抱きはしましたが、同時に...とても夢を抱くことも出来ました。 ただ...少し気になることが... 石垣市長が、『新石垣空港ターミナルは、空港としての最小限の機能があればいい』と考えていること... 新石垣空港では、乗降客の飛行機への乗り降りは、現空港にように、徒歩&バスではなく、普通の空港のように、ボーディングブリッジを使用しての乗り降りになります。 兼島支庁長は、新石垣空港のボーディングブリッジは、おそらく...5機必要との考えを述べておりました。 やはり...総工費は、70億程になりますね。 それを、第三セクターの株式会社で、融資を受けて建設するとなると、それなりのテナント収入が必要になりますので、必要最小限の機能だけを有したターミナルなんて、非現実的です。 ...石垣市長は、風景づくり条例を気にしているのだろうか...もしかして、ターミナルの高さも風景づくり条例で定められている範囲内? こうやって考えただけでも、ターミナル計画も大変な事業になりますね。 次年度八重山JCで、是非...空港ターミナル構想に着手して頂きたいと思います! 講演後は...本年度八重山JCの重点事業であり、大浜理事長の重い重い思いの篭った、八重山の人財育成を図る『八重山塾』の閉校式... このブログでも何度か紹介した、本当に有意義な事業の数々 第4回八重山塾『どうしたい八重山!みんなが主役トークバトル』 第3回八重山塾『地域の教育 現状・課題』 第2回八重山塾『人材から人財へ』 第1回八重山塾 開校式&『安里繁信氏講演会』 この素晴らしい事業数々を担当した、仲嶺塾頭、座喜味塾長以下スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。
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