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ご指名なので
2008/08/13 04:17:15 書庫 全般

どうも明るいオタクです。
ご指名ですので、久しぶりに乱入して私の主観を交え解説します。


日高さんの講演で安全保障を考える上でこれからのアメリカを理解するのポイントは3つ挙げていました。

1 安全保障の概念が変化している

2 人口増大や、資源不足、環境問題

3 科学技術の拡散

の三点です
 

●これは冷戦期アメリカの基本戦略は、第一に共産主義への対応があり、そのためのNATOであり日米安全保障条約でした。しかし冷戦がアメリカの勝利におわり、経済的にも軍事的にもアメリカに並び立つ国はなく、これからもその優位は保てるとの認識である。


(冷戦でアメリカの主導するシステムが勝ったことは、そのシステムで競争するかぎり、それを作り上げよく知っているアメリカが経済的に優位なのは自明の理。軍事的にたとえ中国が数隻の空母を持とうが、それに匹敵する、他国では大型空母と呼べる強襲揚陸艦を
12隻、圧倒的な規模の空母を11隻を持つアメリカにとって中国などあと50年はライオンと猫程の開きがある)

 

●人口増大や、資源獲得競争、環境問題など、これまでのイデオロギーではなく、これらの問題により地域紛争が増大する。


(人口増大により流動化する人口による不安定化、水資源など生存に関わる紛争、隣国の健康不安などに関わる環境問題など)

 

●科学技術の拡散は、世界中で経済発展を促し、その貿易などによりアメリカに富みをもたらし、インターネットなど情報の流通により、民主主義以外では経済発展を伴う国家維持が難しくなっている。


(アメリカは海洋国家なので商売は貿易が基本。「みな等しく貧乏」が基本の共産主義ならともかく、経済発展するということは格差など不満が続出する。不満を放置しては国家の存亡に関わる。その不満などの少数意見を拾い上げ緩和するために民主主義が必要。中国は民主主義を採用できないのでその不満を力で抑え込んでいる。共産党は目的のためなら暴力を正当化してるのでこれが普通なんだろうけど)

 

などでした。

多少私の主観もありますが、大筋こうだったと思います。

 

簡単にまとめると。

 アメリカにはもはや敵はいない。だけどこれからいろいろ地域紛争が勃発する。だけどイラクなどの経験から、紛争を収めるのは容易でない上、効率も悪く。アメリカの国益にかかわる中東はともかく、国益に関係のない紛争は、ライバルはいない以上関わる意義も必要性もなく、ほっておいても特に問題ない。
さらに科学技術が拡散したことにより民主主義・資本主義がグローバルスタンダードになり。世界中で商売ができる上、その商売がすべてアメリカが育て構築してきたシステムで回っている。

 

 以上のことから、アメリカが何でもかんでも問題に首をつっこみ解決して回らなくても、すでにアメリカの欲する世界であり、アメリカの国益にとってわざわざ苦労をする必要も意義もないので世界の警察官をやめるとのことです。

 

 ここで日本はどうなるかというと

日本にとって日米安全保障条約は日本の防衛力のバックボーンであり、日本の安全保障にとって必要不可欠にはかわりない。
しかしアメリカにとって反共の防波堤として意味のあった日米安全保障条約だったが、その目的は達成され現状のままの条約を維持する意義は薄れてきた。

その上世界の警察官はやめるので、地域紛争(たとえば尖閣や竹島、北方領土など)が起こっても、エスカレートして世界秩序に影響もなく無視できるのなら、できるだけ関わる必要もなく関わるつもりもない。

 

 よってこれから日本は安全を確保し発展していくつもりなら、アメリカにとって国益にかかわる大きな紛争ならともかく、小さな地域紛争程度はアメリカはなにもしないので、最低でも地域紛争に勝てるだけの軍事力を持つ必要があるとのことでした。
日米地位協定の改定にこだわりすぎると、それをダシにして条約本体の大幅改定せまってくる可能性が大。そうすると日本は軍事にお金を回さざるを得なくなる

(ここまではいっていないが、そうとしか理解できない)(まあ今回の竹島の対応と示したとおり、現実に局外中立の立場をとっている。)(冷戦期なら、力で双方黙らすか、間に入り無理やり解決させていたはず)

 

 あと少し違う話で、アメリカは良くも悪くもリアリスト(現実主義)の国だと感じた話で、、アメリカにおける国と国民の役割として、戦争は国の一番の仕事であり、対外的に国益を追求する戦争(つまり競争)にすることが国の役割だ。国民は経済活動をすることが仕事であり、経済発展の基礎である起業が重要なので、アメリカの大学の優秀な学生は役所や大企業に勤めるのではなく起業をすることも目標においている


(日本のバブル崩壊と同じサブプライムに関しても、日本は必要な公的資金の投入をマスコミをはじめ終始ミスリードし10年に渡る不況を経験したが、アメリカはこの問題に関して挙国一致の姿勢で、これまでの建前を無視し、現実的な対応をしている。間違いなく10年なんて期間をかけずとも復活すると思う。常に戦争している国はなにが重要なのか政治家もマスコミも知っている。というか日本の野党とマスコミ三流)
 

とのことでした。

  

 今回の講演を聞いて、もう日本は現実の逃避のような不毛なイデオロギー対立で遊んでいることは許されず、国(国民の集合体としての←こういわないと誤解されそうなので)を守り繁栄していく為に真剣に頭を使い自主的に行動しないと、私たちの未来は明るいものではないととても感じました

 

 めちゃめちゃ長くなりましたが、とても内容の濃い有意義な講演だったので、短く書くのは無理です。それに先週から寝違えて首がいたいのでぜんぜん眠れないので2300字の長文を書いてしまった

長くてごめんなさい



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