石垣空港で抗議集会...
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昨日...石垣空港で行われた、自衛隊沖縄地方協力本部が主催する陸上自衛隊ヘリCH47Jの石垣市民を対象とした体験搭乗に、平和・労働7団体で組織する平和憲法を守る八重山連絡協議会が、石垣空港のフェンス沿いで抗議行動を行いました。 自衛隊機が6日、体験搭乗目的で使用した石垣空港6番スポットの南側には最大80人の市民が結集した。「自衛隊の先島配備の一歩だ」「市民、子どもを巻き込むな」「軍事利用は許さない」。 約3時間にわたって炎天下で抗議行動を展開、フェンス越しに自衛隊機の空港使用に反対の声を挙げ続けた... 八重山毎日新聞オンライン http://www.y-mainichi.co.jp/news/13779/ 4月の米海軍掃海艦の石垣港寄港に続いて...自衛隊の石垣空港の利用に対しても抗議集会を行う『平和憲法を守る八重山連絡協議会』... 米海軍掃海艦の時と同様、石垣市自治労の広報車両を使用して、前日から市内で街宣活動を行い、この日も石垣空港脇の道路の歩道脇に違法駐車し、公共の場に於いて我が物顔で、我が国の自衛隊機に対して抗議集会を行う光景は、とても異様なものでした。 ![]() 拡声器で反対の声をあげるその内容は... 『石垣市民は怒っているぞ』 『石垣市長は怒っているぞ』 毎回の事ですが、この左翼団体が、石垣市民の総意を代表しているわけではないはずなのに、石垣市民を代表するような物言いは、本当にやめて欲しいですね。 大浜市長は、『石垣空港は過密であり、(ヘリが駐機したスポット)緊急用でゆとりは無い』という事を理由にして、不快感をあらわにしたようですが、それを言うならば、市長が積極的に取り組んでいる国際・国内チャーター便も増やす事は出来ないという事になります。 同じく拡声器で... 『自衛隊は、イラクから撤退せよ』...(撤退しましたが...) 『自衛隊は、インド洋から撤退せよ』 『自衛隊は、ソマリア沖から撤退せよ』 ...などとシュプレヒコールをあげていましたが、これは、この左翼団体の政治的主張であり、石垣市民の総意を偽装した政治運動・活動の一環でしかありません。 離島の離島である八重山諸島に於いて、高度な医療が必要な急患は、今回...石垣空港に来た陸上自衛隊第1混成団第101飛行隊が、沖縄本島まで急患を輸送行い、多くの八重山郡民の命を救っています。 また、遭難者捜索活動や災害派遣、不発弾処理に於いても、即応体制で対応しています。 ■陸上自衛隊第1混団 第101飛行隊 http://www.mod.go.jp/gsdf/wae/1cb/information/kyukan/kyukan.htm ■陸上自衛隊第1混成団 災害派遣 http://www.mod.go.jp/gsdf/wae/1cb/information/saigai/saigai.html ■陸上自衛隊第1混成団 不発弾処理隊 http://www.mod.go.jp/gsdf/wae/1cb/information/huhatudan/huhatudan.htm 私たちの日々の生活の根幹を支えている自衛隊に対して、あのような抗議集会は、やり過ぎだと思うし、『八重山の軍事利用...』という誇大表現をするのであれば、そうならざるを得ない状況を作り出している、軍事拡大を続け沖縄近海の海洋権益を侵そうとしている国に対して向けるべきだと思います。 また、私たちの税金で運用されている自衛隊の装備品を、市民が接する機会は必要だと思うし、離島の離島で万が一の災害が起きた際に、派遣要請をする自衛隊の運用体制や装備を確認する上で、市・町職員が率先して体験搭乗するべきではないでしょうか。 ![]() |