レイマンコントロール
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今回の教科書採択問題で「レイマンコントロール」という言葉が度々出てきました。
レイマンとは「素人」の意味で、レイマンを教育委員に選任し、教育行政に関する住民による意思決定を行なおうとするのがレイマンコントロールという考え方だそうです。 公教育は、社会が子供たちを社会に送り出す為に、学校現場に負託しており、現場の教職員の判断のみが最優先され意思決定となってはなりません。 公教育の学校教育あり方をレイマンである市民・社会が責任のもとに意思決定し、その担保となるのが選挙という民主主義のシステムではないでしょうか。 教育委員は選挙で選ばれた市長が推薦し、同じく選挙で選ばれた議会が承認し、教育委員の互選によって教育長が任命されます。 そして、教育長と教育委員の多数意見によって、今回の教科書採択が行われました。 今回の教科書採択で、教科用図書八重山採択地区協議会の規約の変更の意義目的、そして教科書答申に至るまでの経緯は、現代社会に於いて、これ以上の民主的な意思決定はあるだろうかと思います。 このレイマンコントロールの意義によく似た言葉が...シビリアンコントロールです。
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