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離島間航空急患搬送体制
2012/02/15 18:46:39 書庫 全般
今日は、海上保安庁石垣航空基地を訪問し、新石垣空港開港後の離島航空急患搬送体制について藤井基地長のお話を伺ってきました。

海保のヘリは、八重山の空の救急車で...夜に海保のヘリの音がすると、どうか無事で...と願わずにはいられません。

八重山諸島の離島の島々で急患が発生した場合、海上保安庁のヘリに県立八重山病院の医師が同乗し、離島から患者さんを石垣空港まで航空搬送し、石垣市消防本部の救急車が中核病院である県立八重山病院まで搬送します。


これは、昭和47年に当時の沖縄県知事と海上保安庁との間で、離島の航空急患搬送業務を行うことの申し合わせをおこなっており、八重山では離島間の航空急患搬送は海上保安庁が行い、八重山から沖縄本島までは陸上自衛隊第15飛行隊が行うことになっています。

海保のヘリによる航空急患搬送件数は、月に約10件ほどもあり、ほぼ3〜4日に1回ほどあり、昨年までの累計で2500件となっています。

現在の海上保安庁石垣航空基地は、街中にある現石垣空港内にあり、空港から八重山病院までの陸路搬送時間は5分程度ですが、来年開港の新石垣空港は市街地から遠く離れる為、八重山病院までの陸路搬送は、30分近く掛かってしまうようです。
(*実際には、八重山病院から医師が航空基地まで掛けつける時間もあるので、所用時間 は倍掛かってしまいます...) 
その為、海上保安庁石垣航空基地では、現空港にヘリの着陸帯(ヘリパッド)を残して整備して欲しいと考えているようですが、沖縄県、石垣市とも...未だ具体的な方針が決定していないようです。

また、海上保安庁石垣航空基地では、離島航空急患搬送の他に、本来任務である海上警備や、海難事故に対処する任務がありますが、これも海上保安庁の機動救命士を同乗させ現場に急行しなければなりませんが、機動救難士の待機場所が、石垣海上保安部にあり、海難事故が発生した場合は、機動救難士が航空基地まで駆けつけヘリに同乗しなければならず、新石垣空港までの所要時間を考えると、出動が大幅に遅れてしまいます。

石垣市では、現在仮庁舎に移転している石垣市消防本部を、現空港の海上保安庁石垣航空基地跡に移転する予定ですが、八重山諸島の中核都市である石垣市は、八重山地域及び周辺海域における緊急事態対処や航空急患搬送等で万全の体制が取れるよう、しっかりとした方向性と整備のあり方を早急に議論し整備に当たらなければと思います。




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