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検証 その1 那覇市 屋上防水
2003/01/07 19:09:03 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
新年早々、那覇市の赤嶺さんからお電話をいただきました。

2年まえに塗装業者に屋上防水塗装を施工してもらったが雨漏りがする。
1度手直しをしてもらったが改善されず、その後、業者と連絡がつかない。
今回は自分で雨漏り箇所を補修したいとの事です。早速その現場を見せていただきました。
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赤嶺邸は那覇市にあり、コンクリート2階建、1階部分店舗兼住宅、2階部分は4世帯の賃貸アパートとなっています。
防水塗装を業者に依頼したのは2年前、今も雨漏りは直らないとのことです。
前回の防水塗装は塗膜の厚みもあり、予想したよりも随分丁寧に仕上げてありました。
部分的に汚れがみえます。これは雨が降ったときに水溜りになる場所です。
その部分は雨がやんでもプール状態が続き、塗膜が傷む最大の原因です。そこから浮きやはがれが始まります。
屋上防水施工時は水ハケを重視しフラットな面にすることが大切です。
花ブロックが大分傷んでいるようです。亀裂も発見しました。
前回の施工では土間と立ち上がり部分だけの工事でした。
(花ブロックも全部塗装した方が安全だったかもしれませんね。)
この花ブロックが水分を含み、下部の亀裂から水が浸入している可能性も考えられます。

  

 

浮きを発見しました。
手でも簡単に塗膜が剥がれてしまいます。
これはもうすでに土間と塗膜の間に水分が入り込んでしまっているという事です。この浮きは、気温が高い日中に暖められ膨張し、ふくらみ、夜、冷やされると凹んで平になります。慣れていないと、寒いときはなかなか発見できませんね。数箇所、浮きがあります。
貯水タンク(コンクリート製)があり、この下の部屋が雨漏りするとのことです。しかし、雨漏りをするのは激しい雨が降った時だけということなのでこの場合、この貯水タンクからの雨漏りとは考えにくいですね。
いったん入り込んだ水はすぐその下にしみてくるというわけではなく、まわって隙間を見つけてでできますので、その原因場所の特定は難しいです。
今回は決定的な要因というよりは、いくつもの問題箇所がありました。花ブロックもかなり傷んでいます。
その撤去にも予算の問題がありますので、応急処置として浮き発見箇所を補修し、できれば花ブロックにも防水塗装することをお勧めします。



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沈埋トンネルだ!!
2003/01/06 18:46:56 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般

唐突ですが「ちんまいかん」ってしってる?
那覇港の海底がトンネルでつながる!んですってさ。 沖縄県那覇市波の上地区と那覇空港、そして那覇港をつなぐ海底トンネル工事が進んでいる。
これがあの鈴木宗男容疑者(54)が関与した問題の「スズキトンネル」と呼ばれる沈埋トンネルです。
この沈埋トンネルは、米軍の軍用土地とその対岸をまたぐ海底トンネルで、軍用地側にはこのトンネル用の換気塔が造られることになっているのですが、その用地は鈴木宗男沖縄開発庁長官(当時)がコーエン国防長官にかけあって返還を実現したものです。つまりその計画段階から鈴木宗男氏が関与しており、軍用地の返還がなければトンネル自体ができなかったわけです。身近なところでこのような「どろどろ〜」状態がおきていると改めて思い、暗い気持ちにもなりますが工事のほうは着実に進んでいます。
那覇空港のアクセス道路の渋滞緩和のため、那覇軍港の一部を買い戻して建設する海底トンネルは、トンネル分の事業費約700億円のうち約35億円は港を管理する那覇市が負担するとのこと。市幹部は「鈴木議員が米国防総省と交渉して土地買い上げが実現した」と話す一方「不況にあえぐ沖縄にとって35億円は大きな負担」と浮かない表情も見せるようです。

平面図 

断面図

三重城と空港を結ぶ道路は片側3車線、2基の喚起塔を備え、沈埋トンネル部は724メートル。
「鋼殻」というトンネルの箱を本土で8函作りそれを沖縄まで船で浮かせた状態で運び、あらかじめ平にしておいた海底に沈めて並べていく。
車の排気ガスなどで汚れた空気をキレイにするために2基の換気塔を作りトンネルにつなげる。8函の函がつながったら車が通れるように道路を舗装したり、照明や消火設備をつけたり仕上げの作業となる。

というのは簡単ですがそこには最新の特殊な技術がとられているようです。
沈埋トンネルとは、鋼板やコンクリートで造ったいくつかの函体を海底に沈め、これらをつなぎ合わせてつくる海底トンネルをいう。
わが国でも第2次世界大戦前に大阪の安治川で第1号が建設されて以来、これまで30件以上のトンネルがつくられてきました。川や海をつなぐ構造物には、橋梁、シールドトンネルがあるが、沈埋トンネルは工事費が比較的安く、施工が合理的だといわれています。

 いま建設業界でもっとも注目されている沈埋トンネルは、沖縄県那覇港沈埋トンネルは、国際海上コンテナターミナルが整備された海の玄関口「那覇港」と空の玄関口である「那覇空港」を結ぶ新たな幹線として計画された。那覇埠頭港口部を横断して、三重城側と那覇空港側を結ぶものです。
トンネル区間の長さは1,143m、うち724mを8つの函体(約90m)をつないで構築する。沖縄総合事務局那覇港湾空港工事事務所が主体となって建設を進めています。
那覇港沈埋トンネルにはかずかずの最新技術が導入されています。設計面でいえば鋼殻とコンクリートのハイブリッド構造(フルサンドイッチ構造)、耐熱性と耐震性に優れたベローズ継手、最終函を接合させるためのくさび型接合函などで、通常、函は陸上のドックで製作さころが沖縄県内に函を製作できる設備はありません。そこでまず北九州で鋼殻部分を製作し、それを沖縄まで曳航し、現地付近の海上でコンクリートを打設して完成させるという特殊な方法がとられたのです。
北九州から5日かけて沖縄に曳航してきた鋼殻部を桟橋に係留し、海上で浮かせたままコンクリートを打設する。温度によってその長さも変わってくる大きな構造物。100mの長さだと、温度の変化によって2、3cmも伸びるという。もっとも適した長さにつくること、これが意外に難しいらしい。細かく分かれた函内に確実にコンクリートを充填するため、沖縄では高流動コンクリートが採用された。
沖縄の生コン業者にとっても初めての経験だったようで、品質管理が特に難しい高流動コンクリートをいかに安定した環境下で製造するかが大きな課題だったようです。と、いろいろ難しいようでよく理解できないままではありますが、しかしこの巨大なプロジェクトは私たちが普段目にすることのない海底で行われているのであります。



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