やんばるだより

源河から東村に抜ける県道を走ると、ちょうど名護市と東村の境目にある「花ぱーく」に行ってきました。いつも「野ぼたん」を見ようと思うのですが、なぜか遠慮していた場所です。今日は思い切って入って見ました。何と入場無料・・・。野ボタンと、先月まではツツジも咲いておりました。この野ぼたんは、ブラジル原産で、オーナーが取り寄せて広めたとか。紫の花は何となく、気品があって落ち着いたようすが好きです。１１月から６月まで咲くそうです。木曜日以外でしたら、見ることができます。ドライブがてら、寄ってはどうですか。

バラ園にそこだけ違う風景がありました。隠れた人気スポットかな・・・。美しいバラの中でも決して見劣りしない。無理に自己主張しないが、存在感のある花でした。そんな人にあこがれます。

先月行ったつつじ祭りの出店のイカです。いきよいよく飛んでいます。下にあるモーターが廻って、その上のひもでつり下げられたイカが廻るしくみになっています。イカはセーイカ（ソデイカ）と呼ばれる高級食材です。南北大東島周辺やさらに遠くまで出漁して、深海でとれるイカの種類です。沖縄の水産業で今注目をされているものです。ちなみに廻っているのは、イカのげそです。なぜなら身はほとんどが東京の菊地に出荷されて、高級料亭や寿司店の寿司ネタとして使われるそうです。だから、庶民の私たちが食べることはあまりありません。この空飛ぶイカは、名護市の安部の海産物店でいつも見ることができますよ。

昨日、浦添市の市民体育館で開催されている沖展に行きました。終了１時間前という何ともあわただしい入場になってしまいました。毎年この催し物には確実に行くようにしています。文化面に疎い私でも、この沖縄最大の芸術の祭典にだけは、欠かせない行事です。今日で最終日（４月１日）ということだったので、ぎりぎりセーフというところですかな。あいにく館内は撮影禁止だったので、看板で勘弁を・・・。絵画、写真,デザイン,ガラス、彫刻、陶芸、染色？（織物）？、書道としっかり見ました。知り合いが何名か出品していたので、関心しながら鑑賞しました。普段芸術にあまり縁もなく、もちろん手先も不器用なものにとっては、ほんとにびっくりするやら、ただただ感動しっぱなしでした。ただ、抽象画や書道のくずし字はまだよく理解できないのですが？　

秋桜畑です。名前のように秋の花なのですが、沖縄では春あるいは初夏でも咲いているようです。ここも沖縄かぐや姫なバラ祭りの会場なんですが、奥に昨年同様咲いていました。とてもきれいで感動です。オーナーによると、この花が咲き終わると、隣の畑に蒔いた秋桜が６月には咲くように種を計画的に蒔いてあるそうです。当分この風景が楽しめそうです。