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惑わされない
2021/02/15 17:33:00 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 聖書
終末論を学ぶにあたって、もっとも注意すべきことは何でしょうか。 
私は、「惑わされないこと」だと思っています。

前回のブログで少し触れましたが、イエス様が、エルサレムの神殿を前に、いずれこの壮麗な建物が崩壊するという予告を弟子たちにされたとき、弟子たちは驚いてイエスさまに尋ねました。(そこから始まるイエス様が語られた一連のメッセージを、語られた場所を取って「オリーブ山の説教」と呼びます。) 

「お話しください。いつ、そのようなことが起こるのですか。あなたが来られ、世が終わる時のしるしはどんなものですか。」(マタイ24:3)
「お話しください。いつ、そのようなことが起こるのですか。また、それらがすべて終わりに近づく時のしるしは、どのようなものですか。(マルコ13:4)
「先生、それではいつ、そのようなことが起こるのですか。それが起こる時のしるしは、どのようなものですか。」(ルカ21:7)

共観福音書と呼ばれるマタイ、マルコ、ルカそれぞれの福音書にこの会話が記されていますが、質問のニュアンスが微妙に違います。
複雑な議論は避けますが、マタイとマルコは特に神殿の崩壊は世の終わりを予兆するものと理解していたことがわかります。
いずれにしろ、弟子たちの関心事は、「いつ神殿が壊れるのか」「いつ主が来られるのか」「いつ世の終わりが来るのか」など、未来に起きる出来事が「いつ」なのかということと、それらが起きる時に「どんなしるし」があるのかの二つに集中していたことがわかります。

これはとても興味深いです。
なぜなら、弟子たちが尋ねたこの「いつか?」と「どんなしるしか?」への関心は、まさに現代の「終末論ファン」が知りたいと思っていることそのものです。
「1999年7月、世界が滅びる」という予言で一時世間を騒がせたノストラダムスの大予言がもっとも有名ですが、「2012年12月に人類滅亡」という迷信を拡散させハリウッド映画の題材にもなったマヤ予言など、21世紀に入っても続々新説が登場しています。

キリスト教界も無縁ではありません。(異端の話ではなく、正統とされる教派・教団の中での話です。)
私のよく知っている牧師が、大胆にも2010年9月9日に携挙(信者が空中に引き上げられる)が起きると予言をしたことがありました。
私はすぐさま個人的にもブログ上でも反論をしました。(実際携挙は起きませんでした)
その後も、似たようなお騒がせ都市伝説が、近いところ遠いところで聞かれました。
宣教師としてネパールに派遣されていた時も、某キリスト教グループが「〇月〇日に主が再臨される!」と書かれた巨大看板を町中に掲げていて、それに不安に感じているクリスチャンが多かったので、そのことを説教で取り上げて、「それはデマですよ」と語ったこともありました。
当然のごとく、それらの予言はすべて外れました。
今後も何らかの日にちを特定する予言まがいの言説は、100%外れると断言します。

私が注目したいのは、弟子たちの質問に対するイエス様の答えは何だったかということです。
イエス様は開口一番言われました。
「人に惑わされないように気をつけなさい。」(マタイ24:4)
人の心を見透かしたような答えです。
「いつなのか?」という弟子たちが最も聞きたかった質問に答える前に、真っ先に「惑わされるな」という注意喚起をなさったのです。
その直後に書かれているように、これはイエスの名を語るものが大勢現れることへの注意喚起だったわけですが、終末に関する驚くほど多種多様な論や説についても、「惑わされるな」とイエス様が私たちに語られているのではないでしょうか。

結局、先にさんざん書いた米大統領選がらみの陰謀論と同様、ファクトチェックが大切です。
前のブログで地震に関することを書きましたが、こういったものは根気強く調べたら事実関係の確認は誰でもできます。
有名牧師が言っていることだから、と安易に飛び込まず、センセーショナルな解釈であればあるほど一歩引いて冷静に考える必要があります。

「でも、イエス様は一方で『目を覚ましなさい』とも言われましたよね?」
「終末が近いという意識を持つことは宣教にプラスになるのでは?」
そのような反論があるかもしれません。
これはとても大切なポイントですね。
そのうちこのテーマも取り上げてみます。


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