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世界中で行われている壮大な伝言ゲーム
2021/07/07 16:58:28 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 時事ネタ
誰もが一度は伝言ゲームをやったことがあると思います。
参加している本人は、前の人から耳打ちされるメッセージを聞き取って次の人にそのまま伝えているつもりでも、途中で少しずつずれてきて、最終回答者が発表する段階では、全く違う意味の内容に変わっていたりするものです。
最初と最後のメッセージの違いが大きければ大きいほどこのゲームは盛り上がります。
2,3年前にネパールの学生たちとジェスチャーでこのゲームをやったときには、文化や表現の違いもあって爆笑に次ぐ爆笑でした。

実は、今世界中でこの伝言ゲームが大流行なんです。
多くの人が知らずにこのゲームに巻き込まれています。
しかし、結果は面白いなんてものではなく、人の命にかかわってくるような深刻な問題をはらんでいます。
これが「陰謀論」という伝言ゲームです。

一例を取り上げてみます。

「コロナによる死者数は、実際には報告されている数字よりずうっと少ない」という言説。
「PCR検査で陽性であれば、死因が実際に何であれ、コロナによる死とされる。」
「交通事故で死んでも、陽性が確認されたらコロナ死」
などという言葉が、まことしやかにネットをにぎわせ、気が付いたら伝言ゲームの当事者になって次の人に伝えている・・ということが起きているのです。

このメッセージのオリジナルは何で、どのようにして歪めて伝えられたのか、調べてみると、どうやら次のようになるようです。

オリジナルメッセージ:厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部作成文書(令和2年6月18日)*全文は長いので抜粋します。

○ 新型コロナウイルス感染症を原死因とした死亡数については、人口動態調査の「死亡票」を集計して死因別の死亡数を把握することになりますが、死因選択や精査に一定の時間がかかります。
○ 厚生労働省としては、可能な範囲で速やかに死亡者数を把握する観点から、感染症法に基づく報告による新型コロナウイルス感染症の陽性者であって、亡くなった方を集計して公表する取扱いとしています。
○ したがって、事務連絡中の「新型コロナウイルス感染症患者が死亡したとき」については、厳密な死因を問いません。新型コロナウイルス感染症の陽性者であって、入院中や療養中に亡くなった方については、都道府県等において公表するとともに、厚生労働省への報告を行うようお願いいたします。 (中略)
○ 新型コロナウイルス感染症の陽性者であって、入院中や療養中に亡くなった方については、厳密な死因を問わず、「死亡者数」として全数を公表するようお願いいたします。
なお、新型コロナウイルス感染症を死因とするものの数を都道府県等が峻別できた場合に、別途、新型コロナウイルス感染症を死因とする死亡者数を内数として、公表することは差し支えありません。
(以下略)

この文書は各都道府県・保健所設置市・特別区 衛生主管部(局)に宛てている公文書で厚労省のホームページの一部で公開されていますが、読み手として一般の人を想定していない内容になっています。
本来の読み手である担当者がこれらの文章を読めば問題なく理解できても、部外者からは誤解される恐れがあります。

案の定、担当者とは関係のないある人がメッセージの一部を切り取って、次のように伝言をしてしまいました。

「事務連絡中の『新型コロナウイルス感染症患者が死亡したとき』については、厳密な死因を問いません」「厳密な死因を問わず、『死亡者数』として全数を公表するようお願いいたします」

前後の文書は読まれず、また誰宛てに宛てた文書なのか聞かされず、これだけを伝えられた伝言ゲーム参加者は、どう受け取るでしょうか。

(伝言ゲーム参加者A)「新型コロナに感染している人が死亡したら、実際の死因が何であれ、全部コロナによる死者としてカウントされる」
(参加者B)「PCR陽性者が死亡したら、実際は心臓病やがんで亡くなっていても、すべてコロナで死んだとされる」
(参加者C)「それどころか、事故死や骨折や自殺なんかも?!」
(参加者D)「ということは、厚労省はコロナ死を実際より多く見せようとしているんだな」
(参加者E)「これには裏があるに違いない。コロナが危険であることを強調して、なんとかしてワクチンを打たせようとしているんだ。」
・・・・・

まだまだこの伝言ゲーム続くのですが、途中で別の怪しいメッセージも取り入れたりして複雑になり、ゲームの出口付近でこのメッセージのバトンを受け取る人は、もはやオリジナルとは似ても似つかない妄想の産物を受け取ることになってしまいます。
しかも、発信元は厚労省というところだけはなぜかしっかり伝えられます。
こうして国のトップがコロナ死の数を操作しているという内容が誤って広がってしまっているのです。

この実に壮大な伝言ゲームは、一部の早とちりな人たちによる勘違いなどでは決してありません。
意図的にこのような誤ったメッセージを発信しているゲーム参加者がいると考えるのが自然です。
なぜなら、ネタは何であれ、ほぼすべての伝言ゲームで、コロナの危険性を過小評価し、ワクチンの効果や安全性に疑問を持たせるような方向性に導かれているからで、最初からそのような目的でメッセージ改ざんを行っている人がいるのでしょう。

大変残念なことに、クリスチャンや牧師の中に、積極的にこの伝言ゲームに加わって、オリジナルとは違うメッセージを伝えている人がいます。
さらに厄介なことに、裏でサタンが操っている、というような科学では確かめようのない「霊的」なことまで絡めてしまっていることもあります。
医学的・科学的な見地から評価すべき事象を、霊的な問題にすり替えるべきではありません。
そうなると、もはやどんなことでも言えてしまいます。
確かに、イエス様は悪霊を追い出し、病気を癒し、死人をよみがえらせました。
それは医学では解決困難な領域にもイエス様は権威をもって関わっておられることを示しています。
科学で解決できないところにも、なお深い希望と平安を得ることができるのが信仰のなせる業であって、信仰とは本来科学を無視することでも科学と対立するものでもありません。
コロナやワクチンは、きちんとしたエビデンスを元に科学で理解できるものです。

少し話がそれましたが、多くの方々が誤った伝言ゲームの当事者になることなく、何度も事実確認を行ったうえで正しい情報伝達に努めていただくことを望みたいと思います。
このことに関しては、次の記事が非常に丁寧に事実関係を伝えていますので、お読みください。
「厚労省が新型コロナの死亡者数を水増しする通達を出している」は正しくない情報 医師が解説



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